2026年7月13日 盛岡競馬の馬場傾向分析|内めと4角前方が優勢、人気以上の好走も目立つ

2026年7月13日の盛岡競馬は、12レースを対象に分析しました。馬場状態は不良2レース、重10レースです。

この記事では、集計データのみを使って、馬番区分、4角位置、道中の位置変化、人気補正、荒れ具合、種牡馬傾向を整理しています。

なお、人気補正=人気順位-着順として扱います。たとえば10番人気で3着なら+7となり、数値が大きいほど人気以上に走ったことを示します。

また、枠・馬番分析は8頭以上のレースのみを対象にし、位置取り分析は7頭以上かつ通過順位を取得できたレースのみを対象にしています。

1. 開催概要

この日の盛岡は、重・不良が中心の開催でしたが、結果としては極端な大荒れが続いたわけではありませんでした。1日分の結果だけで恒常的な傾向とは断定できませんが、内めの馬番と4角前方の位置取りが噛み合いやすい日だったと言えそうです。

2. 馬番区分別の傾向

馬番区分は、内が最も安定し、中と外は大きな差がつききらない形でした。勝利数だけでなく、馬券圏内率を見ると内が一歩リードしています。

馬番区分勝利数馬券圏内率平均人気補正
533.33%0.487
323.68%0.263
432.56%-0.558

内は39頭中13頭が馬券圏内で、馬券圏内率は33.33%でした。外も43頭中14頭32.56%と大きく離れておらず、明確に内だけが抜けていたわけではありません

ただし、平均人気補正を見ると内は0.487、外は-0.558で差があり、内めの方が人気以上の走りにつながりやすかった面があります。中は馬券圏内率がやや低く、全体としては内と外が互角に近く、中が少し見劣る構図でした。

3. 4角位置別の傾向

この日の中心は、4角前方です。逃げ位置と前方の数値が高く、後方からの巻き返しはかなり厳しい結果でした。

4角位置分類出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率平均人気補正
逃げ位置156853.33%0.267
前方2141047.62%-0.286
中団4111229.27%0.415
後方431613.95%-0.233

逃げ位置は15頭中6勝、馬券圏内率53.33%で最も優勢でした。前方も21頭中10頭が馬券圏内で、47.62%と高水準です。

一方で、中団は41頭中12頭、後方は43頭中6頭にとどまり、後方からの好走はかなり少なめでした。ここからは、単純な逃げ有利というより、4角までに前へ行けた馬が強かったと見るのが自然です。

4. 道中の位置変化や押し上げ方

道中の動きでは、前方維持型押し上げ型、そして逃げ維持型が目立ちました。序盤から無理に後ろへ構えるより、勝負どころまでに位置を整えた馬が走りやすい流れだったようです。

道中変化別出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率平均人気補正
位置維持6431726.56%0.281
前方維持143642.86%-1.0
押し上げ183738.89%1.222
逃げ維持103550.00%0.4
位置取り悪化14017.14%-1.786

前方維持は14頭中6頭が馬券圏内で、馬券圏内率は42.86%でした。逃げ維持も10頭中5頭が馬券圏内で、50.00%と安定しています。

とくに注目したいのは押し上げ型です。18頭中7頭が馬券圏内で、序盤は中団でも道中で前へ進出した馬がしっかり結果を残しました。逆に、位置取り悪化型は14頭で勝利なし、馬券圏内も1頭のみで、後ろに下がる形はかなり厳しかったと言えます。

5. 人気補正で目立った好走馬

この日は、人気以上に走った馬がいくつか見られました。特に、内めの馬番から前へ運べた馬が人気を上回る結果につながりやすかった印象です。

レース馬名人気着順人気補正位置取り・動き
11Rクイーンカード817内・4角逃げ位置・逃げ維持
3Rニシノタマユラ624内・4角前方・押し上げ
4Rキャビネットバトル624内・4角中団・位置維持
9Rインディーフィルム514中・4角前方・押し上げ
2Rアビレ413内・4角後方・位置維持
4Rトレベルフィーユ413内・4角逃げ位置・押し上げ
8Rヴァリュアブル633外・4角後方・位置維持
12Rビッグタマテルーフ523内・4角前方・押し上げ
6Rタカマキエイト532外・4角中団・位置維持
8Rキイチヘリオス422中・4角中団・位置維持
10Rサンカリプソ422内・4角逃げ位置・逃げ維持
1Rレイズルノワール431中・4角中団・押し上げ
2Rエーデルムート321外・4角中団・位置維持
5Rトゥーナカメリア321外・4角中団・位置維持
5Rフミタツアクション431内・4角中団・位置維持

最も目立ったのはクイーンカードの人気補正+7で、8番人気から1着まで押し上げました。4角逃げ位置を維持し、展開を自分の形に持ち込めた点が大きかったと考えられます。

また、ニシノタマユラビッグタマテルーフのように、内めから押し上げて上位に食い込んだ馬も目立ちました。人気補正の良さは、単独ではなく位置取りの良さとセットで評価したい日でした。

6. 荒れ具合

荒れ具合は、やや順当9レース、中波乱3レースでした。三連単10万円以上のレースは0で、超高配当が続出するような極端な波乱ではありません。

判定件数
やや順当9
中波乱3

人気薄の馬券絡みは見られたものの、超高配当が続出するほどの大荒れではなかったというのが実態です。全体としては、順当寄りだが、ところどころで中波乱が差し込む開催でした。

7. 種牡馬傾向

この日は勝ち馬の種牡馬が分散しており、特定の種牡馬や血統への明確な集中は見られませんでした。1日分だけで血統傾向を判断せず、今後の開催データを蓄積して確認していきます。

8. この日の傾向から次回注目したい馬

今回の結果だけで次回開催も同じ傾向になるとは限りませんが、同じような馬場状態やレース傾向だと考えた場合は、以下のタイプを重視したいところです。

  • 4角までに前方へ進出できる馬。この日は前方と逃げ位置の成績が良く、勝負どころで前へ行ける形が有効でした。
  • 序盤が中団でも、道中で押し上げられる馬。押し上げ型は馬券圏内率が高めで、位置を上げる動きが結果につながりました。
  • 前方位置を維持できる馬。前方維持型と逃げ維持型の両方が機能しており、位置を保つ強さが活きました。
  • 内めの馬番に入る馬。馬番区分では内の馬券圏内率が最も高く、人気以上の好走も目立ちました。

9. 当日の馬場傾向まとめ

当日の馬場傾向・重要ポイント

最重要傾向:馬番区分では内の馬券圏内率が最も高い

注目ポイント

  • 4角逃げ位置の馬が6勝、馬券圏内率53.3%で最も優勢
  • 勝ち馬の道中変化では位置維持・前方維持が目立つ
  • 全体の荒れ具合は比較的落ち着いている
  • 特定の種牡馬に勝利が集中する傾向はなし

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