地方競馬予想AIとは?GANKO指数の仕組みと使い方を徹底解説

「地方競馬でもAI予想が増えてきたけど、実際どうなの?」
「AI指数って何を見ているの?」

そんな疑問に答えるために、このページでは
地方競馬の予想AI(AI指数)について、仕組み・精度・具体的な使い方までをまとめて解説します。
当サイトのオリジナル指標であるGANKO指数も例に挙げながら、「人間の勘だけに頼らない地方競馬との付き合い方」を整理していきます。

地方競馬の予想AIとは?

予想AI=「データで馬の勝ちやすさを数値化する仕組み」

地方競馬の予想AIとは、過去のレース結果・馬の成績・騎手・枠順・馬場状態など、さまざまなデータを機械学習で分析し、
「この馬がどれくらい走りそうか」をスコアとして出す仕組みのことです。

人間の予想が「経験や感覚」にかなり依存するのに対して、AI予想は「過去データのパターン」をベースにしているため、

  • 思い込みに引っ張られにくい
  • レースを大量にこなしても精度がブレにくい
  • 人気薄の激走パターンも拾いやすい

といった特徴があります。

人間の予想とのいちばん大きな違い

人間の予想:

  • 「前走の内容がよかった」
  • 「騎手と厩舎の相性がいい」
  • 「パドックの気配がいい」

こうした「目に見える材料」を組み合わせることが多いですよね。

一方でAI予想は、

  • 過去のラップタイム
  • 上がり3Fの位置
  • 馬場別の成績(良・重・不良など)
  • 枠順と脚質の噛み合い
  • その競馬場・距離特有の傾向

など、人間が毎レース追いきれない細かな情報まで機械的に拾ってくれます。

なぜ地方競馬でAIが注目されているのか?

地方競馬は中央と比べると、

  • 出走頭数がやや少ないことが多い
  • 騎手や調教師の偏りが大きい
  • コースごとのクセがはっきりしている

といった特徴があります。

こうした「バイアス」が強い環境ほど、AIは“パターン学習”の力を発揮しやすいです。

南関東(船橋・大井・浦和・川崎)をはじめ、名古屋・園田・高知などでも、同じような条件が繰り返されるレースが多く、AIとの相性が非常に良いフィールドだといえます。


予想AIはどうやって予測している?(仕組み)

AIが学習している主なデータ

AI予想といっても、魔法の箱ではありません。中身はあくまで「大量のデータ+統計・機械学習」です。

たとえば、GANKO指数のような地方競馬向けAIでは、イメージとして以下のような項目を組み合わせてスコアを出します。

  • 近走成績(着順・着差・タイム)
  • 上がり3Fの位置・脚質(逃げ・先行・差し・追込)
  • 枠順とコース形態(内有利・外有利など)
  • 騎手・厩舎の成績、乗り替わり
  • 馬場状態(良・稍重・重・不良)と得意不得意
  • 同距離・同コースでのパフォーマンス

などなど。これらをまとめて、「この条件で走りやすい馬」をスコア化していきます。

AIだからこそ拾える“穴パターン”

人間の予想だと、

  • 「前走の凡走で人気を落とした馬」
  • 「条件替わりで変わるかもしれない馬」

はどうしても軽視されがちです。

一方でAI指数は、

  • 苦手条件 → 得意条件への変化
  • 枠順・展開の向き不向き
  • コース替わりでのパフォーマンス差

といった要素を冷静に加点・減点していくため、
“一見地味だけど実は条件好転している馬”をきっちり上位に拾ってくることがあります。


予想AIは本当に当たる?強みと弱み

強み①:情報量が多く、ブレにくい

AIのもっとも大きな強みは、「人間が覚えきれない量のデータを、一貫したルールで処理できる」ことです。

  • レース数が多い日でもダレない
  • 1週間・1か月単位で見たときに成績が安定しやすい
  • 流れ作業になっても精度が落ちにくい

地方競馬のようにほぼ毎日開催がある環境では、疲れないAIの存在はかなり心強いパートナーになります。

強み②:人気に左右されない

人間の予想は、どうしてもオッズや世間の評価に引っ張られます。

  • 「こんな人気薄が来るわけない」
  • 「この騎手がこの人気なら押さえておきたい」

こうした感情の揺れを、AIは一切考慮しません。あくまでデータだけを見ているので、

  • 10番人気の激走
  • 単勝50倍台の妙味ある馬

などをフラットに上位評価してくることがあります。

地方競馬でのAI指数の活用法

まずは「指数の並び」と「人気」をセットで見る

AI指数を使うとき、最初に見ておきたいのは次の2つです。

  • ① 指数順位(上位の並び方・抜け具合)
  • ② 実際のオッズ(人気とのギャップ)

特にポイントになるのは、

  • 指数上位なのに人気がない馬(狙い目)
  • 指数が低いのに過剰に売れている馬(消し候補)

このギャップです。

2026年1月1日以降、netkeibaで地方競馬の一部レースの予想を販売します。
その際には、より分析に分析を重ねて、勝負しても良いと判断したレースのみを選び、最適な券種&買い目を選択します。

毎日すべてを買うのではなく「勝負レースを絞る」

AI指数を公開していると、どうしても「せっかくだから全レース買いたくなる」ものです。

ただ、地方競馬は開催数も多いので、闇雲に全レース買うとブレも増えます。

おすすめなのは、

  • 指数1位〜3位が人気とズレているレース
  • 条件が噛み合って指数上位が信頼できそうなレース
  • 自分が得意にしている競馬場・距離のレース

といった“AIの強みが出やすい条件だけをピックアップして勝負する”スタイルです。


地方競馬AIと人間の予想はどう組み合わせるべき?

「AI=答え」ではなく「AI=判断材料の1つ」

AI指数を使ううえで、一番バランスがよいスタンスは

「AIを最終結論にする」のではなく
「AIを自分の予想を補強・修正する材料として使う」

という考え方です。

  • 自分の本命馬が、AIでも上位評価なら自信を持って勝負
  • 自分の本命馬が、AIでは低評価なら買い方を調整
  • ノーマークだった馬がAI上位なら、押さえを検討

このように「AIで裏を取る」使い方をすると、感情だけで突っ走る回数を減らすことができます。

現地観戦やパドックと組み合わせるとさらに強い

地方競馬は、現地観戦・パドック観察も魅力の一つです。

  • パドックで明らかに良く見える馬
  • 馬体の張り・気配が抜けて良い馬

こうした“その日だけの情報”は、AIにはわかりません。

「指数で候補を絞る」
「パドック・返し馬で最終決断する」
という流れにすると、AIと人間の“いいとこ取り”ができる形になります。


まとめ:地方競馬予想AIをうまく味方につける

  • 地方競馬の予想AIは、過去の膨大なデータから「走りやすい条件・パターン」を学習し、馬ごとにスコア化してくれる仕組み。
  • 特に地方は、コースのクセや騎手・厩舎の偏りが大きく、AIがパターンを掴みやすいフィールドになっている。
  • AIには、「情報量の多さ」「ブレにくさ」「人気に左右されない」といった強みがある一方で、データの少ない条件には弱い側面もある。
  • だからこそ、AI指数は「答え」ではなく「判断を助ける道具」として使うのがおすすめ。

当サイトのGANKO指数も、南関東をはじめとする地方競馬で、そうした「データに基づく裏付け」を提供することを目的にしています。
地方競馬をもっと楽しみたい方、感情に振り回されずに長く続けていきたい方は、ぜひAI指数を“相棒”として取り入れてみてください。


地方競馬AI指数ページ一覧

各競馬場ごとのAI予想指数ページは、下記からご覧いただけます。

南関東

北海道・東北

東海・北陸・近畿

四国・九州

実際の地方競馬AI指数(GANKO指数)は、
GANKO指数のトップページ(最新の地方競馬AI予想はこちら)
からご覧いただけます。