この日の園田は、道中変化の差が最もはっきり出た開催でした。特に逃げ維持は9頭で馬券圏内率88.9%、一方で位置取り悪化は11頭で馬券圏内0%と、同じ道中分類でも結果が大きく分かれています。4角位置でも逃げ位置84.6%、前方64.7%に対して、後方は5.6%まで落ち込みました。
道中変化|逃げ維持が高く、位置取り悪化は馬券圏内ゼロ
当日データで最も強い差が出たのは道中変化です。逃げ維持は9頭中8頭が馬券圏内で、馬券圏内率は88.9%でした。これに対して位置取り悪化は11頭で馬券圏内0、馬券圏内率は0.0%です。
| 道中変化 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 9 | 2 | 8 | 88.9% | 0.556 |
| 位置維持 | 60 | 6 | 16 | 26.7% | -0.417 |
| 前方維持 | 10 | 1 | 4 | 40.0% | 0.6 |
| 押し上げ | 15 | 3 | 8 | 53.3% | 1.2 |
| 位置取り悪化 | 11 | 0 | 0 | 0.0% | -0.364 |
過去基準との差でも、逃げ維持は+10.2ptと上振れしました。位置取り悪化は過去基準でも低めですが、当日はさらに馬券圏内ゼロまで落ちています。母数11頭の位置取り悪化が全滅だった点は、この日の特徴として押さえておきたいところです。
4角位置|前で迎えた馬の成績が高く、後方はかなり厳しい
4角位置でも前の優位がはっきりしました。逃げ位置は13頭で馬券圏内率84.6%、前方も17頭で64.7%と高水準です。これに対して、中団は30.8%、後方は5.6%にとどまりました。
| 4角位置 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 13 | 4 | 11 | 84.6% | 0.538 |
| 前方 | 17 | 6 | 11 | 64.7% | 0.588 |
| 中団 | 39 | 2 | 12 | 30.8% | -0.308 |
| 後方 | 36 | 0 | 2 | 5.6% | -0.139 |
過去基準との比較では、前方が+12.3ptと最も大きく上振れしました。逃げ位置も+3.8ptで高水準ですが、この日は「逃げだけ」ではなく、前方まで含めて前寄りの位置が強い開催でした。逆に後方は、当日も過去基準も低く、かなり厳しい数値です。
馬番区分|内が最も安定、外は過去基準を下回る
馬番区分では、内が馬券圏内率39.4%で最も良く、中は32.3%、外は29.4%でした。過去基準と比べると、内が+12.4pt、中が+6.0pt、外が-5.3ptです。
| 馬番区分 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 内 | 33 | 5 | 13 | 39.4% | -0.273 |
| 中 | 31 | 4 | 10 | 32.3% | 0.452 |
| 外 | 34 | 2 | 10 | 29.4% | -0.147 |
内と中は当日も比較的しっかり結果が出ていますが、外は過去基準を下回りました。4角や道中変化ほどの強い偏りではないものの、枠・馬番の中では内寄りがやや扱いやすい日だったと見てよさそうです。
人気補正で目立った好走馬|押し上げと逃げ維持が上位に並ぶ
人気補正上位の馬券圏内馬を見ると、押し上げと逃げ維持が目立ちます。人気補正+4以上は4頭で、そのうち複数が押し上げ型でした。4角位置では中団や前方からの好走も混じっていますが、共通しているのは道中で位置を動かした馬が上位に来ていることです。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4R | ステラマリーナ | 7 | 1 | 6 | 中 | 中団 | 押し上げ |
| 3R | ウインレヴェランス | 8 | 3 | 5 | 外 | 中団 | 押し上げ |
| 5R | シンパティア | 5 | 1 | 4 | 内 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 6R | スーパークール | 5 | 1 | 4 | 外 | 前方 | 前方維持 |
人気補正だけで強い章を作るほどの集中ではありませんが、押し上げと逃げ維持が好走例に入っている点は、前後の位置変化がこの日の鍵だったことと整合しています。
荒れ具合|大荒れではないが、三連単10万円超えが1R
荒れ具合は、やや順当が6Rで最多でした。中波乱が4R、順当が2R、三連単10万円以上は1Rです。全体としては極端な荒れ方ではなく、大きな波乱が続く日ではありませんでした。
| 荒れ判定 | レース数 |
|---|---|
| やや順当 | 6 |
| 中波乱 | 4 |
| 順当 | 2 |
三連単10万円超えは4Rの117,200円が1つありましたが、開催全体としては前後の位置傾向のほうがはっきりしています。荒れ具合そのものを主題にするほどの強さはありません。
種牡馬傾向|勝ち馬の父は分散
1着種牡馬は12頭すべて別で、最多でも1勝でした。明確な集中はありません。血統面を開催の特徴として強く取り上げる材料は見当たりませんでした。
当日の馬場傾向まとめ
- 道中変化は逃げ維持88.9%、位置取り悪化0.0%で差が非常に大きかった。
- 4角位置は逃げ位置84.6%、前方64.7%が高く、後方5.6%は厳しかった。
- 馬番区分は内39.4%が最も良く、外29.4%は過去基準を下回った。
- 荒れ具合は大荒れではなく、種牡馬の集中も見られなかった。
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