道中変化
この日は、道中変化の中でも逃げ維持と位置取り悪化の差がはっきり出ました。逃げ維持は2頭で馬券圏内率100.0%、位置取り悪化は20頭で0.0%。過去基準でも逃げ維持は当日100.0%、過去基準76.5%と高く、位置取り悪化は当日0.0%、過去基準2.9%でした。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 2 | 1 | 2 | 100.0% | 4.0 |
| 押し上げ | 29 | 10 | 14 | 48.3% | -0.069 |
| 前方維持 | 14 | 0 | 8 | 57.1% | 0.286 |
| 位置維持 | 62 | 0 | 9 | 14.5% | 0.355 |
| 位置取り悪化 | 20 | 0 | 0 | 0.0% | -1.6 |
押し上げも29頭で馬券圏内率48.3%と悪くなく、前方維持の57.1%に近い水準でした。一方で、位置維持は62頭と母数が大きいものの14.5%にとどまり、位置取り悪化は馬券圏内が1頭も出ていません。
4角位置
4角位置では、前方と逃げ位置が高く、後方はかなり厳しい結果でした。前方は23頭で馬券圏内率52.2%、逃げ位置は14頭で71.4%。後方は48頭で2.1%にとどまりました。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 14 | 9 | 10 | 71.4% | 1.786 |
| 前方 | 23 | 0 | 12 | 52.2% | 0.174 |
| 中団 | 42 | 2 | 10 | 23.8% | 0.214 |
| 後方 | 48 | 0 | 1 | 2.1% | -0.792 |
過去基準と比べると、前方は当日52.2%、過去基準53.3%でほぼ同水準でした。中団は当日23.8%、過去基準18.0%、後方は当日2.1%、過去基準1.4%で、極端な偏りは逃げ位置の高さほどにはありません。
馬番区分
馬番区分は大きく崩れてはいませんが、外がやや目立ちました。外は45頭で馬券圏内率31.1%、内は44頭で25.0%、中は38頭で21.1%でした。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外 | 45 | 3 | 14 | 31.1% | -0.178 |
| 内 | 44 | 5 | 11 | 25.0% | 0.182 |
| 中 | 38 | 3 | 8 | 21.1% | 0.0 |
過去基準では外27.3%、内27.1%、中23.8%でした。外だけが当日31.1%まで伸び、内と中は基準と近いかやや下回る水準でした。
人気補正が大きかった馬券圏内馬
人気補正上位の馬券圏内馬を見ると、前方と押し上げが多めでした。人気補正+4以上は7頭で、そのうち前方が3頭、押し上げが2頭でした。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1R | ワルツプリンセス | 8 | 2 | 6 | 外 | 中団 | 位置維持 |
| 5R | ユアマイスター | 7 | 1 | 6 | 中 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 8R | アミアン | 7 | 2 | 5 | 中 | 前方 | 前方維持 |
| 11R | イブシギン | 8 | 3 | 5 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 6R | ゼーブルージュ | 7 | 3 | 4 | 外 | 前方 | 前方維持 |
馬番区分で見ると、中よりも外で人気以上に走った馬券圏内馬が出ています。ただし、人気補正そのものを主題にするほどの集中ではなく、道中変化や4角位置の補足として見るのが自然です。
当日の馬場傾向まとめ
- 道中変化は、逃げ維持100.0%と位置取り悪化0.0%の差が最も大きかった。
- 4角位置は前方52.2%、逃げ位置71.4%が高く、後方2.1%はかなり低かった。
- 馬番区分は外31.1%がやや良く、内25.0%、中21.1%が続いた。
- 荒れ具合は中波乱3回、やや順当8回、順当1回で、極端な乱れは少なかった。
この日の名古屋は、道中で位置を悪化させた馬が苦しく、逃げ維持や前方維持が強い開催でした。4角位置でも前寄りが優勢でしたが、特に道中変化の差がはっきりしていた点が印象的です。
当サイトの馬場傾向分析で使用している指標や集計条件については、馬場傾向分析の集計方法・指標の定義で詳しく解説しています。
