この日の佐賀は、不良馬場の9レースを通じて道中変化の差が最もはっきり出ました。特に逃げ維持は3頭すべてが馬券圏内に入り、位置取り悪化は15頭で馬券圏内ゼロでした。
道中変化|逃げ維持100.0%、位置取り悪化0.0%
当日の道中変化は、数字の差がそのまま印象に残る内容でした。逃げ維持は3頭で馬券圏内率100.0%、前方維持も12頭で50.0%、押し上げは13頭で53.8%と、前へ動けた馬や位置を保てた馬が目立ちました。
一方で、位置取り悪化は15頭で馬券圏内0。過去基準でも位置取り悪化は16.3%だったため、この日はその水準をさらに下回る形になりました。
| 道中変化 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 位置維持 | 57 | 5 | 11 | 19.3% | 0.175 |
| 押し上げ | 13 | 1 | 7 | 53.8% | 2.385 |
| 位置取り悪化 | 15 | 0 | 0 | 0.0% | -2.933 |
| 前方維持 | 12 | 2 | 6 | 50.0% | -0.25 |
| 逃げ維持 | 3 | 1 | 3 | 100.0% | 2.0 |
過去基準と比べても、逃げ維持は当日100.0%、過去基準89.8%で上回りました。母数は3頭と多くありませんが、この日は道中で崩れない馬がかなり強く出た開催でした。
4角位置|後方36頭は馬券圏内ゼロ
4角位置では、前方が19頭で馬券圏内率57.9%、逃げ位置が10頭で90.0%と高い成績でした。これに対し、後方は36頭で馬券圏内0。過去基準でも後方は1.19%と低水準ですが、当日はさらにその傾向がそのまま強く表れました。
中団は35頭で20.0%でした。前方と逃げ位置に比べると見劣りしますが、後方ほどは崩れておらず、4角時点である程度前にいた馬が有利だったと読めます。
| 4角位置 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 10 | 5 | 9 | 90.0% | 1.7 |
| 前方 | 19 | 4 | 11 | 57.9% | 0.211 |
| 中団 | 35 | 0 | 7 | 20.0% | 0.086 |
| 後方 | 36 | 0 | 0 | 0.0% | -0.667 |
人気補正|人気以上の好走は押し上げと前方維持に集中
人気補正上位の馬券圏内馬を見ると、押し上げと前方維持が目立ちました。人気補正+4以上の馬券圏内馬は8頭で、そのうち位置維持が4頭、押し上げが2頭、前方維持が1頭、逃げ維持が1頭でした。
極端に偏った顔ぶれではありませんが、上位人気の差し切り一辺倒ではなく、道中で崩れない形の馬が人気以上の着順を拾っています。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4R | ワイズポーシャ | 11 | 2 | 9 | 外 | 逃げ位置 | 位置維持 |
| 9R | カシノロイ | 10 | 2 | 8 | 中 | 中団 | 位置維持 |
| 8R | フクノブルジュ | 10 | 3 | 7 | 中 | 中団 | 押し上げ |
| 2R | ノイエムジーク | 9 | 3 | 6 | 外 | 中団 | 位置維持 |
| 7R | ダイメイアイ | 8 | 2 | 6 | 内 | 前方 | 前方維持 |
馬番区分|外が過去基準を上回り、内は下回る
馬番区分は大きく崩れず、中が32頭で28.1%、外が34頭で26.5%、内が34頭で26.5%でした。過去基準では内32.6%、中29.9%、外22.2%なので、この日は外が上振れ、内が下振れという形です。
ただし差が大きすぎるほどではなく、道中変化や4角位置ほど明確な主テーマにはなりませんでした。
| 馬番区分 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外 | 34 | 5 | 9 | 26.5% | 1.265 |
| 内 | 34 | 2 | 9 | 26.5% | -0.824 |
| 中 | 32 | 2 | 9 | 28.1% | -0.469 |
荒れ具合|波乱4R、三連単10万円以上は1R
荒れ具合は、波乱が4Rで最も多く、やや順当が3R、順当と中波乱が各1Rでした。三連単10万円以上は1Rあり、配当面では一部で跳ねたレースもありました。
ただ、開催全体としては極端な荒れではなく、道中変化や4角位置の強い傾向のほうが目立ちました。
当日の馬場傾向まとめ
- 不良馬場の佐賀は、逃げ維持3頭が馬券圏内率100.0%で最上位だった。
- 位置取り悪化は15頭で馬券圏内0、後方36頭も馬券圏内0で、崩れた形がかなり苦しかった。
- 4角位置でも逃げ位置90.0%、前方57.9%に対して後方0.0%と、前めの位置取りが優勢だった。
- 馬番区分は大きな差こそないが、外が過去基準を上回り、内は下回った。
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