この日の金沢は、道中変化の差が最もはっきり出ました。逃げ維持は9頭すべてが馬券圏内に入り、位置取り悪化は4頭で馬券圏内ゼロ。過去基準でも、逃げ維持は当日100.0%、過去基準70.7%と上回っています。
道中変化|逃げ維持が9頭すべて馬券圏内、位置取り悪化はゼロ
当日の道中変化別では、逃げ維持が出走9頭・馬券圏内9頭で100.0%でした。勝利数も4あり、安定感と勝ち切りの両方が目立ちます。
一方で、位置取り悪化は出走4頭で馬券圏内0頭。道中で下がった馬は、少なくともこの日は馬券圏内に届いていません。
過去基準との比較でも、逃げ維持は当日100.0%、過去基準70.7%でした。ほかの道中変化よりも、この分類の上振れが最も目立ちます。
| 道中変化 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 9 | 4 | 9 | 100.0% | 0.444 |
| 前方維持 | 5 | 1 | 3 | 60.0% | 0.000 |
| 押し上げ | 8 | 3 | 5 | 62.5% | 1.000 |
| 位置維持 | 66 | 3 | 16 | 24.2% | 0.015 |
| 位置取り悪化 | 4 | 0 | 0 | 0.0% | -3.500 |
4角位置|逃げ位置の馬券圏内率100%、後方は7.9%
4角位置でも、逃げ位置が出走15頭・馬券圏内15頭で100.0%と強い結果でした。勝利数も8あり、勝ち切りの多さまで含めて目立ちます。
これに対して、後方は出走38頭で馬券圏内3頭、7.9%にとどまりました。前方や中団よりも、4角で後ろにいた馬はかなり厳しい数字です。
前方は70.0%で、当日としては高水準でしたが、逃げ位置ほどではありません。
| 4角位置 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 15 | 8 | 15 | 100.0% | 0.267 |
| 前方 | 10 | 1 | 7 | 70.0% | 0.400 |
| 中団 | 29 | 2 | 8 | 27.6% | -0.207 |
| 後方 | 38 | 0 | 3 | 7.9% | -0.079 |
馬番区分|内が38.5%で外の30.8%を上回る
馬番区分では、内が26頭で馬券圏内率38.5%、外は26頭で30.8%でした。中は19頭で31.6%です。
過去基準と比べると、内は当日38.5%、過去基準30.2%で上振れしています。外は当日30.8%、過去基準33.6%で、こちらはやや下回りました。
ただし、道中変化や4角位置ほど強い差ではなく、記事の主題にするほどではありません。
| 馬番区分 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 内 | 26 | 0 | 10 | 38.5% | 0.000 |
| 中 | 19 | 3 | 6 | 31.6% | -0.053 |
| 外 | 26 | 5 | 8 | 30.8% | 0.000 |
荒れ具合|三連単10万円以上はなく、極端な波乱はなし
三連単10万円以上は0Rで、荒れ具合の内訳もやや順当6、中波乱2、順当3でした。
大きく崩れた開催というより、結果の振れ幅はあるものの、極端な高配当が出る日ではありませんでした。
人気補正|押し上げで人気以上に走った馬が目立つ
人気補正上位を見ると、押し上げの馬が目立ちます。人気補正+5のヴェリーヌをはじめ、+2以上の馬の中にも押し上げや逃げ維持が含まれていました。
上位の並びだけを見ると、人気を上回る走りは、道中で位置を上げるか、前めを保つ形に集まっています。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2R | ヴェリーヌ | 8 | 3 | 5 | 前方 | 押し上げ |
| 11R | ボルネオ | 7 | 3 | 4 | 後方 | 位置維持 |
| 8R | グスタフ | 6 | 3 | 3 | 中団 | 位置維持 |
| 3R | マイネルエトルタ | 3 | 1 | 2 | 中団 | 位置維持 |
| 11R | ビスクウィザード | 4 | 2 | 2 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
当日の馬場傾向まとめ
- 道中変化では、逃げ維持が9頭すべて馬券圏内で100.0%、位置取り悪化は4頭で0.0%。
- 4角位置でも逃げ位置が15頭すべて馬券圏内で100.0%、後方は38頭で7.9%だった。
- 馬番区分は内が38.5%で最上位だったが、主軸は馬番よりも位置取り関連にあった。
- 三連単10万円以上はなく、開催全体は極端な波乱ではなかった。
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