2026年10月11日 金沢競馬の馬場傾向分析|逃げ維持と逃げ位置が強く、後方は大きく苦戦

この日の金沢は、良馬場10レースを通して「前に行けたかどうか」がはっきり出ました。特に道中変化では逃げ維持が11頭で馬券圏内率81.8%、位置取り悪化は15頭で0.0%。4角位置でも逃げ位置が12頭で83.3%、後方は33頭で3.0%と差が大きく、位置を保てた馬と崩れた馬の差が目立ちました。

道中変化|逃げ維持81.8%、位置取り悪化は15頭で馬券圏内ゼロ

分類出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
逃げ維持116981.8%0.182
押し上げ110654.5%0.364
前方維持71457.1%0.143
位置維持4631123.9%0.043
位置取り悪化15000.0%-0.600

最も分かりやすかったのは、逃げ維持と位置取り悪化の差です。逃げ維持は当日81.8%で、過去基準の72.2%も上回りました。一方、位置取り悪化は当日0.0%、過去基準4.8%で、15頭すべてが馬券圏内外に終わりました。

押し上げも11頭で馬券圏内率54.5%と悪くなく、前に進めた馬が一定数残りました。ただし、この日は「押し上げ」よりも「逃げ維持」の安定感がはっきり上でした。

4角位置|逃げ位置83.3%に対し、後方は33頭で3.0%

分類出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
逃げ位置1261083.3%0.083
前方152960.0%0.600
中団3021033.3%-0.767
後方33013.0%0.394

4角位置でも前が強く、特に逃げ位置は12頭で馬券圏内率83.3%でした。過去基準の75.7%も上回っており、4角で先頭に近い形を取れた馬の強さが目立ちます。

対照的に後方は33頭で馬券圏内1頭、率は3.0%でした。過去基準でも8.9%なので、この日は後方からの巻き返しがかなり難しい日でした。

馬番区分|内が46.2%、外は19.2%まで低下

分類出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
内2641246.2%0.038
中244729.2%0.417
外260519.2%-0.423

馬番区分では内が当日46.2%で、過去基準30.3%を大きく上回りました。外は当日19.2%で、過去基準34.2%から下振れしています。

内と外の差が大きく、中は29.2%でその中間でした。この日の馬番傾向は、内寄りが明確に優勢だったと見てよさそうです。

人気補正|+4以上の好走は少数でも、逃げ維持や内寄りに重なった

レース馬名人気着順人気補正馬番区分4角位置動き
1Rミディエイター624外後方位置維持
5Rハクサンスオーノ514中逃げ位置逃げ維持
10Rソルティアーラ624中中団位置維持
6Rスナドケイ523中中団位置維持
10Rアップターンデイ413内逃げ位置逃げ維持

人気補正+4以上の馬券圏内馬は3頭でした。数自体は多くありませんが、5Rハクサンスオーノと10Rアップターンデイはどちらも逃げ維持で、4角位置でも前にいました。

また、10Rソルティアーラや6Rスナドケイのように、位置維持でも人気以上に走った例がありました。強い偏りではありませんが、前寄りの形と相性のよさは見えます。

荒れ具合|中波乱2R、三連単10万円以上はなし

荒れ具合は、中波乱が2R、やや順当が7R、順当が1Rでした。三連単10万円以上は0Rで、極端な高配当までは出ていません。

大きく荒れる日ではありませんでしたが、完全な順当一色でもなく、中波乱がいくつか入る開催でした。

当日の馬場傾向まとめ

  • 道中変化は逃げ維持81.8%、位置取り悪化0.0%で、前を保てた馬が強かった。
  • 4角位置は逃げ位置83.3%、後方3.0%で、後方からの巻き返しはかなり厳しかった。
  • 馬番区分は内46.2%が目立ち、外19.2%は低調だった。
  • 人気補正の好走も、逃げ維持や内寄りの形に重なる例が見られた。

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