この日の川崎は、まず道中変化の差がはっきり出ました。逃げ維持は9頭で馬券圏内率77.8%だった一方、位置取り悪化は19頭で馬券圏内0%。同じく過去基準と比べると、押し上げは当日28.6%、過去基準45.5%で、上積みよりも踏ん張りと崩れにくさが目立つ内容でした。
道中変化|逃げ維持が7割超、位置取り悪化は19頭で馬券圏内ゼロ
最も強く出たのは道中変化です。逃げ維持は9頭で馬券圏内率77.8%、勝利数も4つありました。位置維持も64頭で馬券圏内率31.3%と一定の水準を保ちましたが、位置取り悪化は19頭で馬券圏内0%。数字の落差がかなり大きく、道中で下がった馬はほとんど絡めませんでした。
過去基準との比較でも、押し上げは当日28.6%、過去基準45.5%。押し上げが特に強い日というより、逃げ維持の安定感と位置取り悪化の不振が前面に出た開催でした。
| 道中変化 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 9 | 4 | 7 | 77.8% | 0.333 |
| 位置維持 | 64 | 4 | 20 | 31.3% | 0.391 |
| 押し上げ | 21 | 2 | 6 | 28.6% | 1.476 |
| 前方維持 | 10 | 2 | 3 | 30.0% | -1.8 |
| 位置取り悪化 | 19 | 0 | 0 | 0.0% | -1.579 |
4角位置|逃げ位置が76.5%、後方は2.2%
4角位置でも、前にいた馬ほど強い傾向が明確でした。逃げ位置は17頭で馬券圏内率76.5%、勝利数6つ。前方も22頭で50.0%と高く、前半から好位を取れた馬がしっかり残っています。
一方で、中団は39頭で28.2%、後方は45頭で2.2%でした。特に後方は勝利数0で、馬券圏内も1頭だけです。道中変化ほどの極端さではありませんが、4角でも後ろ過ぎる位置はかなり厳しい結果でした。
| 4角位置 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 17 | 6 | 13 | 76.5% | 0.824 |
| 前方 | 22 | 5 | 11 | 50.0% | 0.0 |
| 中団 | 39 | 1 | 11 | 28.2% | 0.205 |
| 後方 | 45 | 0 | 1 | 2.2% | -0.244 |
馬番区分|内が42.1%、外は10.0%まで低下
馬番区分では内寄りが優勢でした。内は38頭で馬券圏内率42.1%、勝利数7つ。中も38頭で34.2%あり、内と中はそろって一定以上の成績を残しました。
これに対して外は40頭で10.0%、勝利数1つにとどまっています。過去基準でも外は26.9%だったため、当日は外寄りの成績がかなり落ち込んだ開催でした。
| 馬番区分 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 内 | 38 | 7 | 16 | 42.1% | 1.105 |
| 中 | 38 | 3 | 13 | 34.2% | -0.579 |
| 外 | 40 | 1 | 4 | 10.0% | -0.225 |
人気補正|+4以上は8頭、位置維持が中心
人気補正上位を見ると、人気より上の着順で走った馬は一定数いましたが、共通点は派手ではありませんでした。+4以上は8頭で、そのうち位置維持が5頭を占めています。押し上げは2頭、逃げ維持は2頭でした。
目立ったのは、人気補正上位に内寄りと中団の馬が多かったことです。フライエフェクトやタイセイフランクは10番人気で2着、キャッスルレーヴも8番人気で2着でした。いずれも中団の位置維持で食い込んでおり、無理に前へ行くより、位置を保ってまとめた馬が上位に来ています。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2R | フライエフェクト | 10 | 2 | 8 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 12R | タイセイフランク | 10 | 2 | 8 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 2R | エストレーラヘーザ | 7 | 1 | 6 | 内 | 逃げ位置 | 位置維持 |
| 8R | キャッスルレーヴ | 8 | 2 | 6 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 6R | ヒートロア | 6 | 2 | 4 | 外 | 前方 | 押し上げ |
荒れ具合|三連単10万円以上は3R
荒れ具合は、極端に荒れ続けた日というほどではありません。順当4R、やや順当4R、波乱3R、中波乱1Rで、全体としては順当寄りと波乱寄りが混在しました。
ただし三連単10万円以上が3Rあり、2Rの437,520円、12Rの177,370円、8Rの102,550円が出ています。大荒れ一色ではないものの、いくつかのレースでは高い払戻が発生しました。
| 区分 | 件数 |
|---|---|
| 順当 | 4 |
| やや順当 | 4 |
| 波乱 | 3 |
| 中波乱 | 1 |
| 三連単10万円以上 | 3R |
当日の馬場傾向まとめ
- 道中変化では逃げ維持が9頭で馬券圏内率77.8%、位置取り悪化は19頭で0%でした。
- 4角位置でも逃げ位置が76.5%、後方は2.2%で、後ろからではかなり厳しい日でした。
- 馬番区分は内42.1%、中34.2%に対して外10.0%と、外寄りが大きく苦戦しました。
- 人気補正上位は位置維持が中心で、人気薄の好走も中団や逃げ位置から出ています。
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