この日は、4角逃げ位置の強さが最もはっきり出ました。逃げ位置は17頭で馬券圏内率58.8%、過去基準の69.0%には届かなかったものの、後方の9.1%(44頭)との差は大きく、位置取りの明暗が読み取りやすい開催でした。
4角位置|逃げ位置と前方が高く、後方は大きく見劣り
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 17 | 5 | 10 | 58.8% | 0.059 |
| 前方 | 23 | 5 | 11 | 47.8% | -0.261 |
| 中団 | 49 | 1 | 11 | 22.4% | 0.531 |
| 後方 | 44 | 1 | 4 | 9.1% | -0.5 |
4角位置では、逃げ位置と前方がそろって高水準でした。特に逃げ位置は17頭で5勝、馬券圏内10頭と勝ち切りも目立ちます。一方で後方は44頭いて馬券圏内が4頭だけで、数の多さに対して結果がかなり乏しい日でした。
過去基準と比べると、逃げ位置は当日58.8%、過去基準69.0%。それでも他の分類との差が大きく、この日の中心は前にいた馬と見てよさそうです。
道中変化|逃げ維持と押し上げが安定、位置取り悪化は伸び切れず
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 14 | 4 | 8 | 57.1% | 0.357 |
| 押し上げ | 7 | 1 | 4 | 57.1% | 2.0 |
| 前方維持 | 13 | 2 | 5 | 38.5% | -0.462 |
| 位置維持 | 91 | 4 | 18 | 19.8% | 0.0 |
| 位置取り悪化 | 8 | 1 | 1 | 12.5% | -1.75 |
道中変化では、逃げ維持と押し上げがともに57.1%と高く、道中で位置を保てた馬や上げた馬が目立ちました。母数は7~14頭と小さめですが、前向きな動きの分類がそろって好成績だった点は見逃せません。
対して位置取り悪化は8頭で馬券圏内1頭、12.5%にとどまりました。過去基準では3.5%だった分類でもあり、この日は道中で崩れる形がやや拾われたとはいえ、好走の中心にはなっていません。
馬番区分|中が最も高く、外は過去基準から大きく下回る
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 中 | 40 | 1 | 14 | 35.0% | 0.325 |
| 内 | 43 | 6 | 11 | 25.6% | 0.628 |
| 外 | 43 | 4 | 8 | 18.6% | -0.953 |
馬番区分では中が35.0%で最も高く、内の25.6%、外の18.6%が続きました。外は出走数43頭と母数は十分あるのに、過去基準の32.6%を大きく下回っており、この日は外寄りが取りこぼしやすい結果です。
内は25.6%で過去基準25.9%とほぼ同水準でした。したがって、馬番区分で強く言えるのは「中が上向き、外が弱い」で、内は比較的落ち着いた成績でした。
人気補正上位の馬券圏内馬|中団の好走が目立ち、人気薄の一撃も出た
| レース | 馬番 | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2R | 6 | クワイエットゼロ | 11 | 3 | 8 | 中 | 中団 | 位置維持 |
| 12R | 1 | アニマルフルーツ | 8 | 1 | 7 | 内 | 前方 | 押し上げ |
| 1R | 8 | ハナノコルンルン | 6 | 2 | 4 | 中 | 後方 | 位置維持 |
| 2R | 3 | コユキチャン | 5 | 1 | 4 | 内 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 4R | 8 | ベイビーノンチャン | 7 | 3 | 4 | 中 | 中団 | 位置維持 |
| 9R | 7 | クラフトキング | 7 | 3 | 4 | 中 | 中団 | 位置維持 |
| 5R | 5 | キュピタス | 5 | 2 | 3 | 中 | 中団 | 押し上げ |
| 9R | 12 | ブルーコスモス | 4 | 1 | 3 | 外 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 10R | 1 | キュータロー | 6 | 3 | 3 | 内 | 前方 | 前方維持 |
| 3R | 12 | ミサオ | 3 | 1 | 2 | 外 | 中団 | 位置取り悪化 |
| 3R | 5 | リュウノマッスル | 4 | 2 | 2 | 中 | 中団 | 位置維持 |
| 3R | 2 | キモサベ | 5 | 3 | 2 | 内 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 6R | 7 | ソルデイスター | 3 | 1 | 2 | 集計対象外 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 6R | 5 | ミッションフェロー | 5 | 3 | 2 | 集計対象外 | 後方 | 位置維持 |
| 7R | 8 | ミワクノホウショウ | 5 | 3 | 2 | 中 | 中団 | 位置維持 |
人気補正上位では、中団・位置維持の好走が複数並んだ一方、逃げ位置や押し上げでも人気以上の結果が出ています。特に人気補正+4以上の馬券圏内馬が6頭おり、人気薄の食い込みも一定数ありました。
ただし、上位馬に共通するのは「特定の脚質に偏る」というより、中団からの位置維持が多いことです。強く一つにまとめるより、好走馬の動きがいくつかに分かれていた日と見るのが自然です。
当日の馬場傾向まとめ
- 4角位置は逃げ位置58.8%、前方47.8%が高く、後方9.1%は大きく見劣りした。
- 道中変化は逃げ維持57.1%、押し上げ57.1%が目立ち、位置取り悪化は12.5%にとどまった。
- 馬番区分は中35.0%が最上位で、外18.6%は過去基準32.6%を下回った。
- 人気補正上位では中団の位置維持が多く、人気薄の好走も複数出た。
当日の馬場傾向分析で使用している指標や集計条件については、馬場傾向分析の集計方法・指標の定義で詳しく解説しています。
