2026年10月19日 金沢競馬の馬場傾向分析|逃げ維持と押し上げが強かった稍重

この日の金沢は、稍重11レースのなかで道中変化の傾向が最もはっきり出ました。とくに逃げ維持は8頭で馬券圏内率87.5%、位置取り悪化は12頭で0.0%と、明暗がかなり分かれています。さらに、過去基準と比べても押し上げの上振れが目立ちました。

道中変化|逃げ維持87.5%、位置取り悪化0.0%

道中変化の中では、逃げ維持が8頭で5勝・馬券圏内7回、馬券圏内率87.5%と突出しました。押し上げも12頭で馬券圏内率75.0%と高く、こちらは過去基準の45.1%を上回っています。

一方で、位置取り悪化は12頭すべてが馬券圏内外に終わり、馬券圏内率0.0%でした。位置維持は57頭で馬券圏内率26.3%、前方維持は4頭で50.0%でしたが、頭数を踏まえるとこの日の主役はやはり逃げ維持と押し上げです。

分類出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
逃げ維持84787.5%1.25
押し上げ122975.0%0.833
前方維持40250.0%-0.5
位置維持5751526.3%0.263
位置取り悪化12000.0%-2.75

4角位置|逃げ位置87.5%、後方は5.3%

4角位置でも差が大きく、逃げ位置は16頭で馬券圏内率87.5%、前方も10頭で80.0%でした。どちらも高い水準ですが、特に逃げ位置は勝利数9回と、4角で先頭に近い位置を取れた馬が強く出ています。

これに対して、後方は38頭で馬券圏内率5.3%と低く、中団も29頭で31.0%にとどまりました。過去基準でも後方は11.3%、前方は53.97%なので、この日は前で運べた馬の成績が目立った一日でした。

分類出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
逃げ位置1691487.5%0.25
前方101880.0%0.4
中団290931.0%-0.103
後方38125.3%-0.132

馬番区分|内が39.3%でやや上回った

馬番区分では、内が28頭で馬券圏内率39.3%と最も高く、外は28頭で32.1%、中は23頭で30.4%でした。差は極端ではありませんが、内寄りが少し優勢でした。

過去基準と比べると、内は27.1%に対して当日39.3%、外は28.5%に対して当日32.1%、中は35.2%に対して当日30.4%です。強く寄ったというほどではありませんが、内の上振れは確認できます。

分類出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
内2831139.3%-0.286
外283932.1%-0.607
中233730.4%1.087

人気補正|上位好走は逃げ維持と押し上げに集まった

人気補正が大きい馬券圏内馬を見ると、逃げ維持と押し上げにまとまりがありました。人気補正+4以上の馬券圏内馬は3頭で、そのうち2頭が逃げ維持、1頭が位置維持の後方でした。

目立ったのは、9Rでソウルユニバンスが人気7番・1着で人気補正+6だったことです。ほかにも、5Rのコンチマカロン、10Rのリュウノレッドアイがともに人気6番・2着で、逃げ維持の馬が人気以上に走った形が見られました。

レース馬名人気着順人気補正馬番区分4角位置動き
9Rソウルユニバンス716中後方位置維持
5Rコンチマカロン624内逃げ位置逃げ維持
10Rリュウノレッドアイ624中逃げ位置逃げ維持
8Rアイルシャンス523外中団位置維持
9Rカノアレディー523内前方押し上げ

種牡馬|モズアスコットが2勝で最多

1着種牡馬は11頭に分かれましたが、モズアスコットが2勝で最多でした。ほかは1勝ずつで、種牡馬の集中は強くありません。

種牡馬1着頭数
モズアスコット2
キズナ1
キンシャサノキセキ1
シルバーステート1
ストロングリターン1
トランセンド1
フォーウィールドライブ1
ホッコータルマエ1
ユアーズトゥルーリ1
ルーラーシップ1

当日の馬場傾向まとめ

  • 稍重11レースのこの日は、逃げ維持が87.5%、押し上げが75.0%と高水準だった。
  • 位置取り悪化は12頭で馬券圏内0、後方も5.3%と苦戦した。
  • 馬番区分は内が39.3%で最上位だったが、差は大きすぎず、主軸は道中変化と4角位置だった。
  • 人気補正上位は逃げ維持が目立ち、人気薄の前進が少し利いた。

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