2026年10月29日 名古屋競馬の馬場傾向分析|逃げ維持と押し上げが強く、位置取り悪化はゼロ

道中変化|押し上げと逃げ維持が目立ち、位置取り悪化は馬券圏内ゼロ

この日は道中変化の差がはっきり出ました。押し上げは24頭で馬券圏内率54.2%、逃げ維持は7頭で71.4%。どちらも高水準で、特に逃げ維持は勝利数3、馬券圏内数5と少ない母数でも結果がまとまりました。

一方で、位置取り悪化は24頭で馬券圏内0。過去基準でも2.1%だった分類が、この日は完全に空振りでした。前方維持は14頭で35.7%、位置維持は71頭で18.3%と、道中の動き方によって差が大きく開いた開催でした。

道中変化出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
押し上げ2451354.2%1.208
逃げ維持73571.4%2.429
前方維持140535.7%-2.071
位置維持7141318.3%0.31
位置取り悪化24000.0%-1.625

過去基準との比較でも、押し上げは当日54.2%、過去基準50.5%とやや上回り、逃げ維持は当日71.4%、過去基準83.1%で少し下回りました。それでも、位置取り悪化の0.0%が強く印象に残る内容です。

4角位置|逃げ位置80.0%に対し、後方は2.1%

4角時点の位置では、逃げ位置が15頭で馬券圏内率80.0%と突出しました。前方も27頭で44.4%と悪くありませんでしたが、中団は51頭で21.6%、後方は47頭で2.1%にとどまり、4角で後ろにいる組はかなり厳しい結果でした。

過去基準では前方が52.6%、後方が3.2%でしたが、この日は前方が44.4%、後方が2.1%。前へ行けた馬の中でも、逃げ位置とそれ以外で差が大きく、4角の立ち位置がそのまま明暗を分けました。

4角位置出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
逃げ位置1551280.0%2.2
前方2721244.4%-1.074
中団5151121.6%0.294
後方47012.1%-0.404

馬番区分|外が36.0%で最上位、内は19.1%まで落ちた

馬番区分では、外が50頭で馬券圏内率36.0%と最も高く、中の20.9%、内の19.1%を上回りました。出走数も外が50頭と十分あり、単発ではない傾向として見てよさそうです。

過去基準では外29.7%、中24.7%、内27.0%でしたので、この日は外がはっきり上振れし、内は下振れしました。特に内は出走47頭で19.1%と、数字が伸びませんでした。

馬番区分出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
外5071836.0%0.28
中431920.9%0.395
内474919.1%-0.66

人気補正の大きい馬券圏内馬|外枠と逃げ位置が多かった

人気補正の大きい馬券圏内馬を見ると、上位には外枠と逃げ位置が多く並びました。10番人気2着のチャットケリー、8番人気1着のツキヨザクラ、8番人気1着のアルーリングソレルが上位に入り、人気以上に走った馬が目立ちました。

さらに、人気補正+4以上の馬を見ると、逃げ位置か押し上げのどちらかに偏っています。上位の馬は4角で前にいたか、道中で押し上げた形が多く、この日の前進力の強さと重なりました。

レース馬名人気着順人気補正馬番区分4角位置動き
3Rチャットケリー1028中逃げ位置位置維持
2Rツキヨザクラ817外逃げ位置逃げ維持
4Rアルーリングソレル817外中団押し上げ
10Rスイッチブレード624内逃げ位置押し上げ
2Rウインモアナ523外中団押し上げ

当日の馬場傾向まとめ

  • 道中変化は押し上げ54.2%、逃げ維持71.4%が目立ち、位置取り悪化は24頭で馬券圏内ゼロだった。
  • 4角位置は逃げ位置80.0%が突出し、後方2.1%はかなり厳しかった。
  • 馬番区分は外36.0%が最上位で、内19.1%との差が出た。
  • 人気補正の大きい好走馬も、逃げ位置や押し上げに寄った。

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