川崎競馬場ダート1500mの特徴!過去傾向から有利なデータを知る

川崎競馬場ダート1500mは、レースで2番目に多く用いられるコースです。
そのため川崎1500mの過去の傾向を知っておけば、的中率や回収率の向上に繋がるでしょう。

同じ競馬場でも距離によって、有利な枠や得意な種牡馬がかなり異なるケースもあります。
ここではデータを示した表を使って分かりやすく特徴を説明していきます。

コースの特徴

川崎競馬場ダート1500m は2枠の成績が良くて有利で、基本的に外枠の勝率が低くなっていきます。
回収率に関しては1枠が最も低い点も特徴です。

脚質は当然逃げ馬が素晴らしい数字を叩き出しています。
とはいえ、スタート地点からはじめのコーナーまでの距離が比較的あるため、勝率自体は特に高くありません。

このコースが得意な種牡馬はベルシャザール、クロフネ、タニノギムレットなどです。

川崎競馬場1500mの人気別傾向

人気勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
139.30%57.90%68.60%82.50%86.20%
216.40%36.30%51.50%65.40%78.50%
311.80%26.70%40.20%73.90%74.70%
48.70%19.80%32.40%70.10%70.00%
57.40%15.70%26.30%82.80%72.10%
65.90%13.60%23.00%99.20%78.60%
73.30%9.60%18.40%64.50%83.20%
83.80%8.20%14.10%119.00%85.50%
91.60%6.10%9.90%63.90%73.10%
100.60%3.10%6.70%50.30%64.20%
110.80%3.00%5.30%42.70%72.10%
120.80%1.30%3.90%111.00%62.50%
130.50%1.30%2.10%55.80%42.20%
140.00%0.80%1.50%0.00%31.40%

1番人気の勝率は40%をわずかに下回っており、これは川崎1400mよりも低い数値です。
同じく連対率や複勝率も1400mよりも低く、1番人気馬の安定感はそれほど高くなさそうです。
ちなみに単勝回収率は82.5%、複勝回収率は86.2%と、悪くはない数字です。

2番人気の勝率などはより悲惨で、単勝回収率は65%台にまで落ち込みます。

以上のようなデータ特徴があるため、荒れる傾向もみられ、コケる人気馬を探して馬券圏内に突っ込んできそうな馬を見つけられれば儲けやすそうですね。
ですが、川崎1400m同様に、基本的には上位人気馬が好走傾向にあります。
回収率的に見ても、9番人気以下を積極的に狙うのは…という感じです。

川崎競馬場1500mの枠番別傾向

枠番勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
19.00%18.80%28.50%56.10%67.90%
211.00%20.90%31.80%70.70%89.00%
39.30%18.70%27.30%77.60%77.40%
48.90%17.40%26.70%60.10%75.60%
57.90%16.80%24.90%78.10%80.00%
67.60%14.90%21.90%84.40%67.00%
77.30%14.30%21.60%77.60%69.70%
87.90%15.70%22.40%78.20%67.30%

1枠は勝率こそそこそこ良いものの、単勝回収率は56%台とかなり低いです。

最も勝率や連対率、そして複勝率が高くて有利なのは2枠で、複勝回収率が89%と全枠の中でトップの数字です。
ちなみに2枠の単勝の回収率は70%程度で、6位の成績です。

勝率だけを見ると、5枠より外は不利だといえます。
しかし例外的に6枠の単勝は84%台となっている点も特徴です。

川崎競馬場1500mの脚質別特徴

脚質勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ22.30%37.80%47.70%183.00%134.60%
先行10.50%21.50%31.50%64.80%78.20%
差し5.40%12.40%20.80%63.60%65.60%
追込2.20%5.40%9.90%33.30%41.90%

川崎1500mにおける逃げ馬の勝率は、1400mに比べると5%程度低い22.3%です。
しかし単勝も複勝も逃げ馬の回収率は高い傾向で、これは1400mの数字よりも高いです。
先行馬の勝率や回収率が続き、そして差し、追い込みと続きます。
追い込み馬に至っては勝率が2%台、単勝の回収率は33%台です。

川崎競馬場1400mだけでなく、地方競馬場全体で言えることですが、逃げ馬が圧倒的に有利ですね。