2026年8月23日 佐賀競馬の馬場傾向分析|押し上げが優勢で、後方は馬券圏内ゼロ

この日の佐賀は、まず道中変化の差がはっきり出ました。押し上げは28頭で馬券圏内率60.7%だった一方、位置取り悪化は25頭で4.0%にとどまり、同じ良馬場でも進み方の違いが結果に直結した開催でした。

道中変化|押し上げ60.7%、位置取り悪化4.0%

最も目立ったのは押し上げの強さです。28頭の馬券圏内率が60.7%で、当日の中では中心になりました。勝利数も5回あり、馬券圏内数は17頭とまとまっています。

対照的に、位置取り悪化は25頭で馬券圏内率4.0%、勝利数は0でした。過去基準でも位置取り悪化は0.6%と低く、この日はその低さがさらに目につく内容です。

分類出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
押し上げ2851760.7%0.857
前方維持102550.0%0.600
位置維持422614.3%0.405
位置取り悪化25014.0%-1.640
逃げ維持41125.0%-1.750

逃げ維持は当日25.0%で、過去基準の91.7%とは大きな開きがありました。母数は4頭と少ないため強い断定は避けますが、押し上げの安定感に比べると、逃げの固定維持はこの日あまり噛み合っていません。

4角位置|逃げ位置76.9%、後方は40頭で0.0%

4角位置では、逃げ位置の強さと後方の弱さが対照的でした。逃げ位置は13頭で馬券圏内率76.9%、勝利数も7回と高く、当日の中心的な分類です。

一方、後方は40頭で馬券圏内ゼロでした。過去基準でも後方は1.1%と低い水準ですが、この日は結果としてまったく馬券圏内に届いていません。

分類出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
逃げ位置1371076.9%0.923
前方1731164.7%0.706
中団390923.1%-0.282
後方40000.0%-0.350

前方も17頭で64.7%と高く、4角で前にいた馬が全体として強い日でした。ただし、中団は23.1%、後方は0.0%なので、前方全体を一括で強調するより、逃げ位置と前方を分けて見るほうが実態に合います。

人気補正|+4以上の好走が6頭、押し上げ型が多い

人気補正上位の馬券圏内馬を見ると、人気以上に走った馬が複数出ました。+4以上は6頭で、その中には押し上げ型が目立ちます。

  • エルステッド:人気7番→1着、人気補正+6、4角逃げ位置、位置維持
  • カナデルエア:人気8番→2着、人気補正+6、4角逃げ位置、押し上げ
  • メニー:人気8番→2着、人気補正+6、4角中団、押し上げ
  • ホスマニエン:人気5番→1着、人気補正+4、4角逃げ位置、押し上げ
  • フォードテソーロ:人気5番→1着、人気補正+4、4角逃げ位置、位置維持
  • クリノオリオン:人気6番→2着、人気補正+4、4角中団、押し上げ

上位の顔ぶれを見ると、人気薄の好走は押し上げと4角前寄りの馬に集まりました。特に逃げ位置や中団から押し上げた馬が、人気以上の着順を取っています。

馬番区分|内が33.3%、外は20.5%

馬番区分では、内が36頭で33.3%、中が34頭で29.4%、外が39頭で20.5%でした。大きく崩れた分類はありませんが、外だけは当日も過去基準の22.9%を少し下回っています。

分類出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
3661233.3%-0.278
3421029.4%0.206
392820.5%0.051

馬番区分だけで強く結論づけるほどの差はありませんが、外の数値は内・中より一段低く、当日は大きく振れた軸ではありませんでした。

荒れ具合|三連単10万円以上は1R

荒れ具合は、全体としてはやや順当が5Rで最多でした。中波乱が2R、順当が2R、波乱が1Rで、極端に荒れた開催ではありません。

三連単10万円以上は2Rの335,830円が1Rありましたが、それ以外は落ち着いた払戻が中心でした。大きな波乱を何度も拾うタイプの日ではなく、開催全体の印象は比較的穏やかです。

当日の馬場傾向まとめ

  • 道中変化は押し上げが60.7%で強く、位置取り悪化は4.0%と低かった。
  • 4角位置は逃げ位置76.9%、前方64.7%が目立ち、後方は40頭で0.0%だった。
  • 人気補正上位は押し上げ型が多く、人気以上の好走が複数出た。
  • 馬番区分は大きな偏りまではなく、外だけがやや低めだった。

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