2026年9月11日 川崎競馬の馬場傾向分析|4角前方と逃げ維持が強く、後方は苦戦

不良馬場の川崎は、4角前方と逃げ維持の強さがはっきり出た一日でした。とくに4角逃げ位置は馬券圏内率84.6%、前方も72.2%と高く、後方は5.1%まで落ち込んでいます。

4角位置|前へ行けた馬が大きく優勢

分類出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
逃げ位置1391184.6%0.615
前方1811372.2%-0.333
中団370410.8%0.811
後方39025.1%-0.821

4角位置は、逃げ位置と前方が明確に目立ちました。逃げ位置は13頭で11頭が馬券圏内、前方も18頭で13頭が馬券圏内です。一方で中団は10.8%、後方は5.1%まで下がっており、4角で前にいた馬とそうでない馬の差が大きい開催でした。

過去基準と比べても、前方は当日72.2%、過去基準51.2%で上振れしています。逃げ位置も当日84.6%、過去基準70.5%と高い水準でした。

道中変化|逃げ維持が高水準、位置取り悪化は馬券圏内ゼロ

分類出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
逃げ維持73571.4%0.286
前方維持101660.0%-0.7
押し上げ131753.8%0.462
位置維持6151219.7%0.41
位置取り悪化16000.0%-1.625

道中変化では、逃げ維持が7頭中5頭で馬券圏内に入りました。前方維持も60.0%、押し上げも53.8%と続いています。対照的に位置取り悪化は16頭で馬券圏内ゼロでした。

過去基準との比較でも、逃げ維持は当日71.4%、過去基準69.2%、前方維持は当日60.0%、過去基準46.8%でした。道中で崩れず、前を保てた馬が安定していた開催といえます。

馬番区分|内がやや上向き、中と外はほぼ横並び

分類出走数勝利数馬券圏内数馬券圏内率全馬平均人気補正
312825.8%-0.806
294827.6%0.069
332824.2%0.697

馬番区分は大きな偏りが出たわけではありません。中が27.6%でわずかに高く、内も25.8%、外は24.2%でした。絶対値では横並びに近く、4角位置や道中変化ほど明確な差はありません。

過去基準では内が19.2%でしたが、当日は25.8%まで上がりました。一方で中は当日27.6%、過去基準32.0%、外は当日24.2%、過去基準25.0%で、こちらは大きな変化ではありません。

人気補正|人気薄の好走は目立つが、形はばらけた

人気補正上位の馬券圏内馬を見ると、6番人気以下の好走が複数ありました。もっとも大きかったのは4Rスターアルカディアの人気補正+4と、12Rオウケンデュークの+4です。

  • 4R スターアルカディア 6番人気2着、人気補正+4
  • 12R オウケンデューク 5番人気1着、人気補正+4
  • 2R ウフール 6番人気3着、人気補正+3
  • 8R マロンデプティ 4番人気1着、人気補正+3
  • 10R ビタリス 6番人気3着、人気補正+3

ただし、馬番区分や4角位置、道中変化で同じ形にまとまっているわけではありません。人気補正だけで強い共通パターンを作るより、4角前方と逃げ維持の強さを軸に見たほうが、この日の実態には合っています。

当日の馬場傾向まとめ

  • 不良馬場の川崎は、4角逃げ位置84.6%、前方72.2%と前にいた馬が強かった。
  • 道中変化では逃げ維持71.4%、前方維持60.0%が目立ち、位置取り悪化は16頭で馬券圏内ゼロ。
  • 馬番区分は大きな偏りが少なく、内・中・外がほぼ横並びだった。
  • 人気補正上位には人気薄の好走があったが、形はばらけていた。

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