この日の佐賀は、重馬場の12レースを通して「逃げ維持」と「後方」の差が非常に大きかった開催でした。とくに道中変化では、逃げ維持が11頭で馬券圏内率90.9%だった一方、位置取り悪化は18頭で馬券圏内0.0%でした。
道中変化|逃げ維持90.9%、位置取り悪化は18頭で馬券圏内ゼロ
当日の最重要ポイントは道中変化です。逃げ維持は11頭で馬券圏内率90.9%、勝利数も7と多く、安定感がかなり高い結果でした。
一方で、位置取り悪化は18頭で馬券圏内0.0%。勝利数も0で、馬券圏内に届いた馬が1頭もいませんでした。押し上げは27頭で馬券圏内率40.7%、前方維持は12頭で58.3%でしたが、この日は逃げ維持と位置取り悪化の差が特に目立ちました。
| 道中変化 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 11 | 7 | 10 | 90.9% | 1.0 |
| 前方維持 | 12 | 0 | 7 | 58.3% | 1.417 |
| 押し上げ | 27 | 2 | 11 | 40.7% | -0.074 |
| 位置維持 | 65 | 3 | 8 | 12.3% | 0.154 |
| 位置取り悪化 | 18 | 0 | 0 | 0.0% | -2.056 |
4角位置|前方と逃げ位置が強く、後方は馬券圏内ゼロ
4角位置でも、前へいる馬の強さがはっきり出ました。逃げ位置は15頭で馬券圏内率93.3%、前方は23頭で65.2%でした。
対照的に、後方は49頭で馬券圏内0.0%。中団は46頭で15.2%にとどまり、4角で後ろ寄りにいる馬はかなり厳しい結果でした。なお、過去基準と比べると前方は当日65.2%、過去基準59.8%で、当日はやや上振れしています。
| 4角位置 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 15 | 11 | 14 | 93.3% | 1.2 |
| 前方 | 23 | 0 | 15 | 65.2% | 0.826 |
| 中団 | 46 | 1 | 7 | 15.2% | 0.63 |
| 後方 | 49 | 0 | 0 | 0.0% | -1.367 |
馬番区分|外が当日32.6%、内は19.6%
馬番区分では、外が46頭で馬券圏内率32.6%と最も高く、内は46頭で19.6%でした。中は41頭で29.3%で、外がやや優勢という結果です。
過去基準との比較では、外は当日32.6%、過去基準23.8%。内は当日19.6%、過去基準29.6%で、内は当日が基準を下回りました。中は当日29.3%、過去基準29.8%で、ほぼ同水準でした。
| 馬番区分 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外 | 46 | 5 | 15 | 32.6% | 0.804 |
| 中 | 41 | 5 | 12 | 29.3% | -0.537 |
| 内 | 46 | 2 | 9 | 19.6% | -0.348 |
人気補正|人気以上に走った馬は外と前めの組み合わせが目立った
人気補正上位の馬券圏内馬を見ると、13番人気で2着のミラクルスパートが最も大きく上振れしました。ほかにも、8番人気2着のフクノエヴリー、6番人気1着のデルマタモン、4番人気1着のヴァイスウィッチなど、人気以上に走った馬が複数出ています。
目立つのは、前方や逃げ位置、そして外寄りの馬が上位補正に入っていることです。たとえばミラクルスパートは外・前方・前方維持、ヴァイスウィッチは外・逃げ位置・逃げ維持でした。人気補正の上位が、当日の前め優勢の流れと大きく外れていなかった点は押さえておきたいところです。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 12R | ミラクルスパート | 13 | 2 | 11 | 外 | 前方 | 前方維持 |
| 8R | フクノエヴリー | 8 | 2 | 6 | 外 | 中団 | 位置維持 |
| 10R | デルマタモン | 6 | 1 | 5 | 中 | 逃げ位置 | 押し上げ |
| 4R | ウマナミカイドウ | 6 | 3 | 3 | 中 | 中団 | 位置維持 |
| 5R | ラインアンジェラ | 6 | 3 | 3 | 内 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
当日の馬場傾向まとめ
- 重馬場の12レースで、道中変化は逃げ維持が90.9%、位置取り悪化は0.0%だった。
- 4角位置でも逃げ位置93.3%、前方65.2%に対して、後方は0.0%だった。
- 馬番区分は外32.6%が最も高く、内19.6%が低めだった。
- 人気補正上位には、外寄りや前めの馬が複数入った。
当サイトの馬場傾向分析で使用している指標や集計条件については、馬場傾向分析の集計方法・指標の定義で詳しく解説しています。
