この日は、4角位置の差が最もはっきり出た不良馬場でした。逃げ位置は13頭すべてが馬券圏内に入り、後方は46頭で1頭も馬券圏内に届いていません。前方も当日72.0%と高く、過去基準の66.7%を上回りました。
4角位置|逃げ位置は全頭馬券圏内、後方はゼロ
4角位置では、逃げ位置の強さが際立ちました。逃げ位置は13頭で馬券圏内率100.0%、勝利数9。前方も25頭で72.0%と高水準です。
一方で、後方は46頭で馬券圏内率0.0%、勝利数0。中団も43頭で11.6%にとどまり、4角時点の位置がそのまま成績差につながる形でした。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 13 | 9 | 13 | 100.0% | 0.538 |
| 前方 | 25 | 2 | 18 | 72.0% | 0.320 |
| 中団 | 43 | 1 | 5 | 11.6% | 0.884 |
| 後方 | 46 | 0 | 0 | 0.0% | -1.087 |
過去基準と比べても、前方は当日72.0%、過去基準66.7%でした。逃げ位置は当日100.0%と高く、比較可能な中でもこの日の強さが目立ちました。
道中変化|逃げ維持と前方維持が高水準、位置取り悪化は苦戦
道中変化では、逃げ維持が6頭で馬券圏内率100.0%、前方維持も15頭で80.0%と高い成績でした。押し上げも26頭で38.5%あります。
対照的に、位置取り悪化は22頭で4.5%。位置を下げた馬はかなり厳しく、位置を保った馬と差がつきました。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 6 | 3 | 6 | 100.0% | 0.333 |
| 前方維持 | 15 | 2 | 12 | 80.0% | -0.067 |
| 押し上げ | 26 | 3 | 10 | 38.5% | 0.654 |
| 位置維持 | 58 | 4 | 7 | 12.1% | 0.103 |
| 位置取り悪化 | 22 | 0 | 1 | 4.5% | -0.955 |
過去基準との比較でも、前方維持は当日80.0%、過去基準65.5%でした。押し上げは当日38.5%で、過去基準51.2%を下回っています。
馬番区分|外が当日31.7%で最上位
馬番区分では、外が41頭で馬券圏内率31.7%と最も高く、内25.0%、中25.6%を上回りました。勝利数も外4勝に対し、内6勝、中1勝です。
ただし差は4角位置や道中変化ほど大きくなく、この日は主役というほどではありません。強いて見るなら、外が過去基準の25.6%よりやや上でした。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外 | 41 | 4 | 13 | 31.7% | 0.634 |
| 中 | 39 | 1 | 10 | 25.6% | 0.128 |
| 内 | 40 | 6 | 10 | 25.0% | -0.700 |
人気補正|人気以上に走った馬は押し上げと前方寄りに集中
人気補正上位の馬券圏内馬を見ると、押し上げの馬が目立ちます。人気補正+7のトリオンファーレ、+6のレネガードがともに押し上げで馬券圏内でした。
ほかにも、人気補正+4のノースグロリアは前方維持で1着。人気補正+3の馬も複数おり、前方維持や押し上げと重なる例が多くなっています。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10R | トリオンファーレ | 9 | 2 | 7 | 外 | 中団 | 押し上げ |
| 12R | レネガード | 8 | 2 | 6 | 中 | 前方 | 押し上げ |
| 8R | ノースグロリア | 5 | 1 | 4 | 中 | 前方 | 前方維持 |
| 1R | ヒロサカエ | 6 | 3 | 3 | 外 | 前方 | 位置維持 |
| 7R | フォードスピリット | 6 | 3 | 3 | 中 | 前方 | 前方維持 |
当日の馬場傾向まとめ
- 不良馬場の佐賀は、4角位置で差が大きく出た。逃げ位置は13頭で馬券圏内率100.0%、後方は46頭で0.0%。
- 道中変化でも、逃げ維持100.0%と前方維持80.0%が高く、位置取り悪化は4.5%まで落ちた。
- 馬番区分は外が31.7%で最上位だったが、主軸はあくまで前めの位置と道中の維持・押し上げだった。
- 人気補正上位でも、押し上げや前方維持の馬が目立った。
当サイトの馬場傾向分析で使用している指標や集計条件については、馬場傾向分析の集計方法・指標の定義で詳しく解説しています。
