この日の盛岡は、まず道中変化がはっきりしました。逃げ維持が8頭で馬券圏内率75.0%、位置取り悪化は19頭で0.0%。しかも位置取り悪化は馬券圏内馬が1頭も出ておらず、当日の中では最も分かりやすい差でした。
4角位置でも、逃げ位置が12頭で馬券圏内率75.0%と強く、後方は46頭で10.9%にとどまりました。前方も29頭で44.8%あり、後ろからの巻き返しより、ある程度前で運んだ馬の方が結果を残しやすい日でした。
道中変化|逃げ維持75.0%、位置取り悪化は19頭でゼロ
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 8 | 5 | 6 | 75.0% | 1.500 |
| 押し上げ | 18 | 1 | 11 | 61.1% | 0.778 |
| 前方維持 | 19 | 1 | 7 | 36.8% | -0.632 |
| 位置維持 | 70 | 5 | 12 | 17.1% | 0.171 |
| 位置取り悪化 | 19 | 0 | 0 | 0.0% | -1.368 |
道中変化では、逃げ維持が最も目立ちました。8頭と母数は大きくありませんが、馬券圏内率75.0%、勝利数5と内容が濃く、過去基準の63.3%も上回っています。
一方で、位置取り悪化は19頭いて馬券圏内がゼロでした。過去基準でも1.7%と低い分類ですが、この日はその水準をさらに下回り、当日の特徴としてはかなり明確です。
押し上げも18頭で61.1%と高く、道中で動けた馬は安定していました。ただし、逃げ維持ほどの勝ち切りの強さではなく、主役はあくまで逃げ維持でした。
4角位置|逃げ位置75.0%、後方は10.9%
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 12 | 7 | 9 | 75.0% | 1.250 |
| 前方 | 29 | 3 | 13 | 44.8% | -0.448 |
| 中団 | 47 | 0 | 9 | 19.1% | -0.106 |
| 後方 | 46 | 2 | 5 | 10.9% | 0.065 |
4角位置は、逃げ位置の強さが目立つ日でした。12頭で馬券圏内率75.0%、勝利数7は、当日の中でも際立つ内容です。過去基準の65.7%も上回っており、前めの中でも特に先頭付近が良かったことが分かります。
これに対して、後方は46頭で10.9%にとどまりました。過去基準の6.7%よりは高いものの、前方44.8%との差は大きく、4角時点で後ろにいる組はかなり厳しい日でした。
中団は47頭で19.1%、勝利数0でした。前方と比べても見劣りし、逃げ位置や前方に比べて明確に扱いが違う結果です。
馬券圏内馬の人気補正|人気以上に走った馬は前めの位置取りが中心
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 6R | ロバリアノキセキ | 9 | 1 | 8 | 内 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 5R | エールヴァーゲ | 9 | 2 | 7 | 外 | 後方 | 押し上げ |
| 4R | キタノシオン | 7 | 3 | 4 | 中 | 前方 | 前方維持 |
| 12R | ビップアクア | 5 | 1 | 4 | 外 | 前方 | 位置維持 |
| 1R | アンジュリオ | 5 | 2 | 3 | 中 | 前方 | 前方維持 |
| 1R | ポルテボヌール | 6 | 3 | 3 | 内 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 2R | オーケースマイル | 5 | 2 | 3 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 3R | メイショウタダツグ | 4 | 1 | 3 | 中 | 前方 | 前方維持 |
| 8R | カラフルピーチ | 4 | 1 | 3 | 内 | 後方 | 位置維持 |
| 9R | マイネルイヴィンス | 5 | 2 | 3 | 中 | 中団 | 押し上げ |
| 9R | キャビネットバトル | 6 | 3 | 3 | 外 | 前方 | 位置維持 |
| 11R | イタズラベガ | 4 | 1 | 3 | 外 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 11R | タイセイストラーダ | 6 | 3 | 3 | 中 | 後方 | 位置維持 |
| 10R | ナズドゥラヴィ | 3 | 1 | 2 | 中 | 逃げ位置 | 位置維持 |
| 12R | プリンスミノル | 4 | 2 | 2 | 内 | 中団 | 押し上げ |
人気補正上位の馬券圏内馬を見ると、逃げ位置や前方にいた馬が目立ちます。特にロバリアノキセキ、イタズラベガ、ビップアクアは人気を大きく上回る走りで、4角位置や道中変化とも整合的でした。
ただし、ここは全体の主題というより補助的な材料です。人気補正上位だけを見るより、道中変化と4角位置の両方で前めの分類が強かったことを重視した方が、この日の特徴を素直に捉えられます。
荒れ具合|中波乱が6R、三連単10万円以上は1R
荒れ具合は、中波乱が6Rで最も多く、やや順当が5R、順当が1Rでした。三連単10万円以上は1Rありましたが、開催全体としては極端な荒れ方ではありません。
人気上位が崩れた日というより、前めの位置を取れた馬の中から人気薄の好走が少し混ざった、という見方がしやすい開催でした。
当日の馬場傾向まとめ
- 道中変化では逃げ維持が8頭で馬券圏内率75.0%、位置取り悪化は19頭で0.0%だった。
- 4角位置でも逃げ位置が12頭で75.0%、後方は46頭で10.9%にとどまった。
- 人気補正上位には、逃げ位置や前方で好走した馬が多かった。
- 荒れ具合は中波乱6Rが中心で、開催全体が大荒れというほどではなかった。
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