この日の大井は、不良馬場の12レースを通じて4角の逃げ位置と道中の逃げ維持が目立ちました。とくに逃げ位置は18頭で馬券圏内率77.8%、過去基準の63.9%も上回っています。道中変化でも逃げ維持が9頭で55.6%、位置取り悪化は13頭で馬券圏内ゼロでした。
4角位置|逃げ位置77.8%が抜けて高く、後方は7.5%
4角位置では、逃げ位置が18頭で馬券圏内率77.8%と最も高く、勝利数も7勝でした。過去基準の63.9%と比べても高く、この日の大井では4角で先頭付近にいた馬の成績が際立ちました。
一方で、後方は53頭で馬券圏内率7.5%、勝利数は0でした。中団も48頭で14.6%にとどまり、前方は24頭で45.8%でした。前方は一定の安定感がありましたが、逃げ位置の数字が大きく上回っています。
| 4角位置 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 18 | 7 | 14 | 77.8% | 2.056 |
| 前方 | 24 | 3 | 11 | 45.8% | -1.292 |
| 中団 | 48 | 2 | 7 | 14.6% | -0.438 |
| 後方 | 53 | 0 | 4 | 7.5% | 0.302 |
道中変化|逃げ維持55.6%、位置取り悪化は13頭で馬券圏内ゼロ
道中変化では、逃げ維持が9頭で馬券圏内率55.6%、勝利数3勝と目立ちました。押し上げも13頭で53.8%と高く、逃げ維持と並んで好成績です。過去基準でも押し上げは52.7%、逃げ維持は54.4%なので、こちらは大きく崩れていません。
対照的だったのが位置取り悪化で、13頭すべて馬券圏内ゼロでした。過去基準でも0.0%なので、この分類は当日だけの特殊な現象ではなく、不良馬場では結果が出にくい傾向が続いています。位置維持は93頭で19.4%、前方維持は15頭で40.0%でした。
| 道中変化 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 9 | 3 | 5 | 55.6% | 1.222 |
| 押し上げ | 13 | 4 | 7 | 53.8% | 2.077 |
| 前方維持 | 15 | 2 | 6 | 40.0% | -1.933 |
| 位置維持 | 93 | 3 | 18 | 19.4% | 0.118 |
| 位置取り悪化 | 13 | 0 | 0 | 0.0% | -1.462 |
馬番区分|外が26.0%でわずかに上回り、中も過去基準を上回った
馬番区分では、外が50頭で馬券圏内率26.0%、中が43頭で25.6%、内が50頭で24.0%でした。大きな差ではありませんが、外と中がやや上で、内が少し控えめです。
過去基準と比べると、中は当日25.6%、過去基準21.0%で上回りました。外は当日26.0%、過去基準30.5%、内は当日24.0%、過去基準24.5%で、極端な偏りまでは見られません。
| 馬番区分 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外 | 50 | 5 | 13 | 26.0% | -0.14 |
| 中 | 43 | 3 | 11 | 25.6% | 0.558 |
| 内 | 50 | 4 | 12 | 24.0% | -0.32 |
人気補正|人気薄の好走は逃げ位置と押し上げに集まりやすかった
人気補正の上位馬を見ると、10番人気で1着のエムオーナイナー、9番人気で1着のサンバフレイバーが目立ちました。ほかにも人気補正+7以上の馬が複数出ており、人気以上に走った馬が一定数いました。
動きの面では、人気補正が高い馬券圏内馬に押し上げと位置維持、逃げ維持が並びました。とくに逃げ位置や前に行けた馬に人気薄の好走が入りやすく、4角位置と道中変化の両方で当日の流れと重なっています。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9R | エムオーナイナー | 10 | 1 | 9 | 外 | 逃げ位置 | 押し上げ |
| 8R | サンバフレイバー | 9 | 1 | 8 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 3R | コパノベルド | 10 | 3 | 7 | 中 | 後方 | 押し上げ |
| 5R | スマートシエラ | 9 | 2 | 7 | 内 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 7R | ゴールデンルチル | 9 | 3 | 6 | 内 | 前方 | 位置維持 |
荒れ具合|波乱寄りで、三連単10万円以上が4R
荒れ具合は、波乱が5R、中波乱が4Rで、順当は2Rにとどまりました。三連単10万円以上も4Rあり、配当面でも波乱寄りの開催でした。
ただし、1日のすべてが極端に荒れたわけではなく、順当なレースも2Rありました。逃げ位置や逃げ維持の好成績があっても、配当面では高めの波がいくつか入った形です。
| 荒れ具合 | 件数 |
|---|---|
| 波乱 | 5 |
| 中波乱 | 4 |
| 順当 | 2 |
| やや順当 | 1 |
当日の馬場傾向まとめ
- 不良馬場の大井は、4角の逃げ位置が18頭で馬券圏内率77.8%と突出した。
- 逃げ維持も9頭で55.6%、押し上げも13頭で53.8%と高水準だった。
- 位置取り悪化は13頭で馬券圏内ゼロ。道中で崩れた馬は厳しかった。
- 配当面では波乱寄りで、三連単10万円以上が4Rあった。
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