この日の大井は、まず道中変化の差がはっきり出ました。逃げ維持が9頭で馬券圏内率55.6%、位置取り悪化は7頭で0.0%。さらに押し上げは当日28.6%で、過去基準の43.2%を下回りました。
道中変化|逃げ維持55.6%、位置取り悪化0.0%
最も見やすかったのは、道中変化の分類ごとの差です。逃げ維持は9頭で3勝、5頭が馬券圏内と安定し、馬券圏内率は55.6%でした。一方で、位置取り悪化は7頭で馬券圏内ゼロ。同じ「道中の変化」でも、結果は大きく分かれています。
| 分類名 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 9 | 3 | 5 | 55.6% | -0.111 |
| 前方維持 | 19 | 1 | 8 | 42.1% | -0.211 |
| 位置維持 | 72 | 5 | 15 | 20.8% | -0.042 |
| 押し上げ | 7 | 1 | 2 | 28.6% | 2.286 |
| 位置取り悪化 | 7 | 0 | 0 | 0.0% | -1.143 |
押し上げは母数が7頭と多くはないものの、当日28.6%に対して過去基準は43.2%でした。数字だけを見ると、この日は押し上げよりも、逃げ維持と前方維持のほうが取りこぼしの少ない分類でした。
4角位置|逃げ位置61.5%、後方8.7%
4角時点の位置でも、前にいた馬が優勢でした。逃げ位置は13頭で馬券圏内率61.5%、前方は20頭で45.0%。これに対して、後方は46頭で8.7%と低く、4角で後ろまで下がった馬はかなり苦しい結果でした。
| 分類名 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 13 | 4 | 8 | 61.5% | -0.154 |
| 前方 | 20 | 1 | 9 | 45.0% | 0.05 |
| 中団 | 35 | 5 | 9 | 25.7% | -0.257 |
| 後方 | 46 | 0 | 4 | 8.7% | 0.217 |
過去基準と比べると、逃げ位置は当日61.5%、過去基準55.5%でやや上振れでした。後方は当日8.7%、過去基準4.7%で、低水準ながらこの日も苦戦が続いています。
馬番区分|内が33.3%で最も高く、中は20.0%
馬番区分では、内が36頭で馬券圏内率33.3%と最も高く、中は20.0%でした。外は22.2%で、中よりは上でしたが、内ほどの安定感はありませんでした。
| 分類名 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 内 | 36 | 6 | 12 | 33.3% | -0.056 |
| 外 | 36 | 1 | 8 | 22.2% | -0.361 |
| 中 | 35 | 2 | 7 | 20.0% | 0.429 |
ただし、過去基準では内25.7%、外20.7%、中25.7%でした。この日は内が基準を上回り、中は下回ったため、馬番では内寄りがやや良かった一日といえます。
荒れ具合|三連単10万円以上が2R
配当面では、三連単10万円以上が2Rありました。払戻明細では8Rの118320円、10Rの333980円が目立ちます。一方で、荒れ具合の集計では中波乱が6R、順当が2R、波乱が1R、やや順当が1Rでした。
ただ、開催全体の主テーマとしては、配当の荒れよりも道中変化と4角位置の差のほうが明確でした。荒れ具合だけを軸にするほど強い日ではありません。
人気補正の目立った馬券圏内馬
人気補正上位の馬券圏内馬をみると、道中変化で逃げ維持・前方維持・位置維持の馬が目立ちました。人気以上に走った上位馬の中では、前めの位置を保った馬が多く含まれています。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 7R | ケンオーシャン | 11 | 2 | 9 | 外 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 10R | ショーンバローズ | 9 | 1 | 8 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 1R | コーントップス | 7 | 1 | 6 | 中 | 中団 | 押し上げ |
| 6R | サントグラール | 8 | 3 | 5 | 内 | 後方 | 位置維持 |
| 8R | サンディエゴ | 6 | 1 | 5 | 中 | 中団 | 位置維持 |
上位馬の並びを見ると、逃げ維持のケンオーシャン、位置維持のショーンバローズ、押し上げのコーントップスなど、道中変化の分類がそのまま結果に表れています。人気補正だけを独立させるより、道中変化と合わせて見るほうが分かりやすい内容でした。
当日の馬場傾向まとめ
- 道中変化は逃げ維持が9頭で55.6%、位置取り悪化は7頭で0.0%だった。
- 4角位置は逃げ位置61.5%、前方45.0%に対し、後方は8.7%と低かった。
- 馬番区分は内が33.3%で最も高く、中は20.0%だった。
- 荒れ具合は三連単10万円以上が2Rあったが、主題は位置取りと道中変化の差だった。
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