この日の大井は、前へ行った馬の強さがはっきり出た良馬場だった。特に道中変化では逃げ維持が馬券圏内率70.0%(10頭)、位置取り悪化は6.7%(15頭)と差が大きく、4角位置でも逃げ位置が75.0%(12頭)、後方は14.0%(50頭)だった。
道中変化|逃げ維持70.0%、位置取り悪化6.7%
当日の中で最も目立ったのは道中変化の差です。逃げ維持は10頭で馬券圏内率70.0%、前方維持は23頭で43.5%と高めでした。一方で、位置維持は73頭で19.2%、押し上げは15頭で26.7%、位置取り悪化は15頭で6.7%にとどまりました。
過去基準と比べても、逃げ維持は当日70.0%、過去基準50.5%で上振れが目立ちます。押し上げは当日26.7%、過去基準41.98%なので、この日は道中で動く形よりも、前を保つ形のほうが結果に結びつきやすい日でした。
| 道中変化 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 10 | 2 | 7 | 70.0% | 0.3 |
| 前方維持 | 23 | 5 | 10 | 43.5% | -0.87 |
| 押し上げ | 15 | 2 | 4 | 26.7% | 0.4 |
| 位置維持 | 73 | 4 | 14 | 19.2% | 0.37 |
| 位置取り悪化 | 15 | 0 | 1 | 6.7% | -0.867 |
4角位置|逃げ位置75.0%、後方14.0%
4角位置でも傾向は明快でした。逃げ位置は12頭で馬券圏内率75.0%と高く、前方も28頭で42.9%でした。これに対して、中団は46頭で17.4%、後方は50頭で14.0%まで下がっています。
過去基準では、逃げ位置56.1%、前方48.4%、中団22.8%、後方5.0%でした。この日は逃げ位置の上振れが特に大きく、4角で前にいた馬の中でも、先頭に近い位置を取れた馬が一段強い内容でした。
| 4角位置 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 12 | 3 | 9 | 75.0% | 0.25 |
| 前方 | 28 | 7 | 12 | 42.9% | -0.464 |
| 中団 | 46 | 3 | 8 | 17.4% | 0.304 |
| 後方 | 50 | 0 | 7 | 14.0% | -0.02 |
馬番区分|中が34.0%で最上位
馬番区分では、中が47頭で馬券圏内率34.0%と最も高く、内は39頭で23.1%、外は43頭で18.6%でした。過去基準では中が25.2%、内が26.4%、外が20.8%なので、この日は中が上振れし、内と外はやや低めでした。
ただし、4角位置や道中変化ほど強い差ではなく、主軸はあくまで前進気味の走りでした。馬番区分は補助的な特徴として見るのがよさそうです。
| 馬番区分 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 中 | 47 | 5 | 16 | 34.0% | 0.064 |
| 内 | 39 | 2 | 9 | 23.1% | -0.615 |
| 外 | 43 | 4 | 8 | 18.6% | 0.535 |
人気補正|人気以上の好走は位置維持に多め
人気補正の上位を見ると、13番人気で3着のシルエットライド(人気補正10)、10番人気で3着のヨドギミ(人気補正7)が目立ちました。ほかにも、ラバテラジェーン(人気補正5)、カフジライオル(人気補正4)、フローラルデザイン(人気補正4)などが続いています。
共通点としては、位置維持の馬が多いことです。上位15頭のうち、位置維持が最も多く、4角後方から人気以上に走った例も含まれていました。一方で、人気補正の好走馬だけを見ても、特定の4角位置や馬番区分に強く偏る形ではありませんでした。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9R | シルエットライド | 13 | 3 | 10 | 外 | 後方 | 位置維持 |
| 10R | ヨドギミ | 10 | 3 | 7 | 外 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 5R | ラバテラジェーン | 7 | 2 | 5 | 中 | 中団 | 押し上げ |
| 1R | カフジライオル | 6 | 2 | 4 | 中 | 後方 | 位置維持 |
| 7R | フローラルデザイン | 7 | 3 | 4 | 内 | 後方 | 位置維持 |
当日の馬場傾向まとめ
- 道中変化では逃げ維持が70.0%で、位置取り悪化は6.7%まで落ちた。
- 4角位置でも逃げ位置が75.0%と高く、後方は14.0%にとどまった。
- 馬番区分は中が34.0%で最上位だったが、主役はあくまで前で運べた馬だった。
- 人気補正の上位には人気薄の好走もあり、位置維持の馬が目立った。
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