この日の高知は、重馬場で逃げ維持と4角の逃げ位置がはっきり強い開催でした。とくに道中変化では、逃げ維持が7頭すべて馬券圏内で、位置取り悪化は14頭で馬券圏内1頭にとどまりました。4角位置でも逃げ位置の馬券圏内率は91.7%、後方は4.8%と差が大きく、前に行けた馬の中でも逃げ寄りの成績が目立ちました。
道中変化|逃げ維持が100.0%、位置取り悪化は7.1%
この日の最重要ポイントは、道中変化の差です。逃げ維持は7頭すべてが馬券圏内に入り、馬券圏内率100.0%でした。一方で位置取り悪化は14頭で馬券圏内1頭、7.1%にとどまっています。
過去基準と比べても、逃げ維持は当日100.0%、過去基準81.8%でした。サンプルは大きくありませんが、道中で前を保てた馬が強く、逆に下がった馬はかなり厳しい一日でした。
| 道中変化 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 7 | 3 | 7 | 100.0% | 1.000 |
| 押し上げ | 13 | 4 | 8 | 61.5% | 1.692 |
| 前方維持 | 11 | 1 | 4 | 36.4% | 0.364 |
| 位置維持 | 69 | 3 | 13 | 18.8% | -0.145 |
| 位置取り悪化 | 14 | 0 | 1 | 7.1% | -1.643 |
4角位置|逃げ位置が91.7%、後方は4.8%
4角位置でも、前にいた馬の中で差が出ました。逃げ位置は12頭で馬券圏内11頭、91.7%。前方も24頭で54.2%と水準は高めでしたが、中団は36頭で19.4%、後方は42頭で4.8%でした。
過去基準との比較でも、逃げ位置は当日91.7%、過去基準80.0%。前方は当日54.2%、過去基準54.7%でほぼ同水準でした。後方は当日4.8%、過去基準5.9%で、こちらも厳しい流れが続いています。
| 4角位置 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 12 | 6 | 11 | 91.7% | 1.083 |
| 前方 | 24 | 5 | 13 | 54.2% | 1.000 |
| 中団 | 36 | 0 | 7 | 19.4% | -0.333 |
| 後方 | 42 | 0 | 2 | 4.8% | -0.595 |
馬番区分|中が33.3%、外は23.1%
馬番区分では、中が36頭で馬券圏内率33.3%と最も高く、内は39頭で30.8%、外は39頭で23.1%でした。大きく偏ったというよりは、外がやや苦しく、中と内が相対的に残った形です。
過去基準と比べると、内は当日30.8%、過去基準29.8%でほぼ同水準でしたが、外は当日23.1%、過去基準36.4%と落ち込みが目立ちました。中は当日33.3%、過去基準23.9%で上振れしています。
| 馬番区分 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 内 | 39 | 4 | 12 | 30.8% | 0.359 |
| 中 | 36 | 5 | 12 | 33.3% | -0.167 |
| 外 | 39 | 2 | 9 | 23.1% | -0.205 |
人気補正|+4以上の馬券圏内馬が7頭
人気補正面では、人気補正+4以上の馬券圏内馬が7頭出ており、人気を上回る走りが一定数ありました。上位の顔ぶれを見ると、前方と押し上げに寄る馬が目立ちます。
たとえば、12Rのエレガントウインクは9番人気1着で人気補正+8、9Rのジャガーノートは8番人気3着で+5、5Rのルージュブラゾンは5番人気1着で+4でした。上位人気ではなくても、前へ運べた馬が拾われやすい一日でした。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 12R | エレガントウインク | 9 | 1 | 8 | 内 | 前方 | 押し上げ |
| 5R | ブリックバーン | 7 | 2 | 5 | 外 | 中団 | 位置維持 |
| 9R | ジャガーノート | 8 | 3 | 5 | 中 | 前方 | 押し上げ |
| 12R | ブラウナイル | 8 | 3 | 5 | 外 | 前方 | 位置維持 |
| 5R | ルージュブラゾン | 5 | 1 | 4 | 中 | 逃げ位置 | 押し上げ |
荒れ具合|三連単10万円以上が3R
荒れ具合は、極端な波乱が連発したわけではありませんが、三連単10万円以上が3Rありました。内訳はやや順当が7R、波乱が3R、中波乱が2Rです。
高配当は5R、9R、12Rで発生しており、完全に堅い流れだけではありませんでした。ただし、開催全体としては大きく崩れたというより、前に行けた馬を軸にしつつ、時折人気薄が差し込む形でした。
| 荒れ具合 | レース数 |
|---|---|
| やや順当 | 7 |
| 波乱 | 3 |
| 中波乱 | 2 |
当日の馬場傾向まとめ
- 重馬場の高知は、逃げ維持が100.0%で突出し、位置取り悪化は7.1%まで落ち込んだ。
- 4角位置でも逃げ位置91.7%、後方4.8%と差が大きく、前でも逃げ寄りが強かった。
- 馬番区分は中33.3%、内30.8%に対し、外23.1%でやや苦戦。
- 人気補正+4以上の好走が7頭あり、人気薄でも前へ行けた馬を拾いたい一日だった。
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