この日の盛岡は、道中の位置変化が最もはっきり出ました。逃げ維持は10頭で馬券圏内率90.0%、位置取り悪化は16頭で0.0%。さらに過去基準でも、逃げ維持は当日90.0%に対して過去基準62.1%と高く、位置取りを落とした馬が結果を残しにくい流れが目立ちました。
道中変化|逃げ維持と位置取り悪化の差が大きい
道中変化は、当日の中でいちばん強い特徴でした。逃げ維持は10頭いて馬券圏内9頭、馬券圏内率90.0%。これに対して位置取り悪化は16頭いて馬券圏内0頭でした。
比較すると、逃げ維持は当日90.0%、過去基準62.1%。押し上げは当日50.0%、過去基準55.6%、前方維持は当日77.8%、過去基準50.9%でした。母数が限られる分類はありますが、少なくともこの日は、道中で位置を保てた馬が目立ち、位置を落とした馬は苦戦しました。
| 道中変化 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 10 | 4 | 9 | 90.0% | 0.4 |
| 前方維持 | 9 | 1 | 7 | 77.8% | 0.556 |
| 押し上げ | 10 | 3 | 5 | 50.0% | 0.8 |
| 位置維持 | 56 | 3 | 12 | 21.4% | 0.232 |
| 位置取り悪化 | 16 | 0 | 0 | 0.0% | -1.875 |
4角位置|逃げ位置と前方が高く、後方は馬券圏内ゼロ
4角位置でも前めの分類が強く出ました。逃げ位置は12頭で馬券圏内10頭、馬券圏内率83.3%。前方も19頭で13頭が馬券圏内に入り、68.4%でした。
一方で後方は37頭いて馬券圏内0頭。中団は33頭で30.3%でした。過去基準と比べても、逃げ位置は当日83.3%、過去基準64.7%、前方は当日68.4%、過去基準54.4%で、前にいた馬の成績が目立ちました。
| 4角位置 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 12 | 5 | 10 | 83.3% | 0.417 |
| 前方 | 19 | 5 | 13 | 68.4% | 0.684 |
| 中団 | 33 | 1 | 10 | 30.3% | 0.03 |
| 後方 | 37 | 0 | 0 | 0.0% | -0.514 |
馬番区分|内が39%で最も高く、外は24%
馬番区分では内が31頭で馬券圏内率38.7%と最も高く、中は30頭で33.3%、外は33頭で24.2%でした。過去基準は内27.8%、中30.4%、外30.6%なので、この日は内が上振れし、外が下振れしました。
ただし、道中変化や4角位置ほど強い差ではありません。記事の主軸にするほどではないものの、内寄りの安定感が相対的に目立った日でした。
| 馬番区分 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 内 | 31 | 4 | 12 | 38.7% | 0.194 |
| 中 | 30 | 3 | 10 | 33.3% | 0.233 |
| 外 | 33 | 3 | 8 | 24.2% | -0.394 |
人気補正で目立った好走馬
人気補正の大きい馬は、内寄りと前めの位置での好走が多く見られました。10番人気3着のゴットリープが人気補正7、5番人気1着のハッピーグローリーと7番人気3着のコスモヴェレッドがそれぞれ人気補正4でした。
上位の顔ぶれだけを見ると、人気以上に走った馬の多くが前方や中団で運んだケースでしたが、ここは母数が大きい分析ではありません。強い断定より、当日の好走例として押さえる程度が妥当です。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 5R | ゴットリープ | 10 | 3 | 7 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 3R | ハッピーグローリー | 5 | 1 | 4 | 内 | 前方 | 位置維持 |
| 4R | コスモヴェレッド | 7 | 3 | 4 | 内 | 前方 | 位置維持 |
| 8R | ストームサージ | 5 | 2 | 3 | 内 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 11R | ムルーデ | 5 | 2 | 3 | 中 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
荒れ具合|順当寄りで、三連単10万円以上はなし
荒れ具合は、やや順当7、順当2、中波乱2でした。三連単10万円以上は0Rで、大きく跳ねたレースはありませんでした。
この日の特徴は配当面の大波乱ではなく、位置取りに寄った結果の出方でした。荒れを強く意識する日というより、前で運んだ馬を中心に整理したほうが分かりやすい開催でした。
種牡馬傾向|ビッグアーサーが2勝
種牡馬別ではビッグアーサーが2勝で最多でした。ただし、他は1勝ずつに分かれており、血統で強い集中があったとは言いにくい内容です。
| 種牡馬 | 勝利数 |
|---|---|
| ビッグアーサー | 2 |
| エスポワールシチー | 1 |
| ゴールドドリーム | 1 |
| サトノクラウン | 1 |
| タリスマニック | 1 |
| トゥザワールド | 1 |
| ビーチパトロール | 1 |
| モズアスコット | 1 |
| モーリス | 1 |
| ルーラーシップ | 1 |
当日の馬場傾向まとめ
- 最も強かったのは道中変化で、逃げ維持は10頭で馬券圏内率90.0%、位置取り悪化は16頭で0.0%でした。
- 4角位置でも前めが強く、逃げ位置は83.3%、前方は68.4%、後方は0.0%でした。
- 馬番区分は内が38.7%で最も高く、外は24.2%でしたが、主題になるほどの差ではありません。
- 配当面の大波乱はなく、三連単10万円以上は0Rでした。
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