この日は、道中変化と4角位置の両方で前めの分類が強く、なかでも逃げ維持が最後まで崩れませんでした。加えて馬番区分では外が内を大きく上回り、笠松全体としては「前へ行けた馬」と「外寄り」の存在感がはっきりした開催でした。
道中変化|逃げ維持は6頭すべて馬券圏内、位置取り悪化は16頭でゼロ
もっとも強く出たのは道中変化です。逃げ維持は6頭で馬券圏内率100.0%、勝利数も3でした。一方で位置取り悪化は16頭で馬券圏内0、勝ち馬も出ていません。
同じ道中変化の中でも、押し上げは16頭で馬券圏内率43.8%、位置維持は46頭で34.8%、前方維持は3頭で33.3%でした。過去基準と比べると、前方維持は当日33.3%、過去基準52.8%で、やや物足りない水準でした。
| 道中変化 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 6 | 3 | 6 | 100.0% | 0.833 |
| 押し上げ | 16 | 3 | 7 | 43.8% | 0.375 |
| 位置維持 | 46 | 4 | 16 | 34.8% | 0.935 |
| 前方維持 | 3 | 0 | 1 | 33.3% | -3.333 |
| 位置取り悪化 | 16 | 0 | 0 | 0.0% | -2.75 |
4角位置|逃げ位置は16頭すべて馬券圏内、後方は34頭で1頭だけ
4角位置でも、逃げ位置の強さが際立ちました。逃げ位置は16頭で馬券圏内率100.0%、勝利数は9でした。前方も8頭で62.5%と高く、前めで4角を迎えた馬の安定感が目立ちました。
対照的に、後方は34頭で馬券圏内率2.9%、勝利数は0でした。中団は29頭で27.6%と、前方ほどは伸びませんでした。過去基準では逃げ位置が93.1%、後方が6.7%なので、逃げ位置は基準以上、後方は基準を下回る結果です。
| 4角位置 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 16 | 9 | 16 | 100.0% | 1.375 |
| 前方 | 8 | 1 | 5 | 62.5% | -0.5 |
| 中団 | 29 | 0 | 8 | 27.6% | -0.172 |
| 後方 | 34 | 0 | 1 | 2.9% | -0.382 |
馬番区分|外が46.4%、内は11.5%まで落ち込んだ
馬番区分では、外が28頭で馬券圏内率46.4%、勝利数も4と最も目立ちました。中は26頭で42.3%と続きましたが、内は26頭で11.5%にとどまり、勝利数も1だけでした。
過去基準では外が30.7%、内が35.4%なので、この日は外寄りが上振れ、内は大きく下振れしています。内の全馬平均人気補正は-1.231で、人気面でも強さを見せにくい並びでした。
| 馬番区分 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外 | 28 | 4 | 13 | 46.4% | 0.071 |
| 中 | 26 | 4 | 11 | 42.3% | 1.154 |
| 内 | 26 | 1 | 3 | 11.5% | -1.231 |
人気補正の目立った馬券圏内馬|+4以上が5頭、押し上げと位置維持に集中
人気補正上位の馬券圏内馬は、+4以上が5頭いました。内容を見ると、位置維持が4頭、押し上げが2頭で、逃げ維持と組み合わさった好走も見られました。
とくに目立ったのは、9Rのチュウワジョーダン(人気9→3着、人気補正+6)と、1Rのシバフジ(人気8→3着、+5)です。外の前方・位置維持で人気以上に走った例もありましたが、全体としては「前めを保ちながら人気を上回る」形が中心でした。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9R | チュウワジョーダン | 9 | 3 | 6 | 外 | 前方 | 位置維持 |
| 1R | シバフジ | 8 | 3 | 5 | 中 | 中団 | 押し上げ |
| 5R | ホロキキ | 6 | 2 | 4 | 外 | 逃げ位置 | 位置維持 |
| 10R | コスモフルール | 5 | 1 | 4 | 外 | 逃げ位置 | 位置維持 |
| 10R | リックノワール | 6 | 2 | 4 | 内 | 後方 | 位置維持 |
当日の馬場傾向まとめ
- 道中変化は逃げ維持が6頭すべて馬券圏内で、位置取り悪化は16頭で馬券圏内ゼロだった。
- 4角位置は逃げ位置が16頭で馬券圏内率100.0%、後方は34頭で2.9%にとどまった。
- 馬番区分では外が46.4%で、内の11.5%を大きく上回った。
- 人気補正上位は位置維持と押し上げに多く、人気以上の好走が前めの分類に集まった。
当サイトの馬場傾向分析で使用している指標や集計条件については、馬場傾向分析の集計方法・指標の定義で詳しく解説しています。
