この日の川崎は、不良馬場の12レースを通して4角の逃げ位置と前方が目立ちました。特に逃げ位置は馬券圏内率66.7%、前方も43.3%と高く、後方は3.6%まで落ち込みました。
4角位置|逃げ位置66.7%、後方3.6%で差が大きい
4角位置では、逃げ位置が15頭で馬券圏内率66.7%と最上位でした。前方も30頭で43.3%あり、前めの位置を取れた馬が目立っています。
一方で、中団は47頭で23.4%、後方は55頭で3.6%にとどまりました。後方は出走数が最も多い分類でこの数字なので、終いからの巻き返しはかなり苦しかったと見てよさそうです。
| 4角位置 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 15 | 7 | 10 | 66.7% | 1.000 |
| 前方 | 30 | 5 | 13 | 43.3% | -0.267 |
| 中団 | 47 | 0 | 11 | 23.4% | 0.617 |
| 後方 | 55 | 0 | 2 | 3.6% | -0.491 |
道中変化|逃げ維持57.1%と押し上げ44.0%が高水準
道中変化では、逃げ維持が7頭で57.1%、押し上げが25頭で44.0%でした。どちらも高く、道中で動けた馬が馬券圏内に入りやすい日でした。
対照的に、位置取り悪化は20頭で5.0%しかなく、明確に苦戦しています。位置維持も78頭で17.9%にとどまり、道中で大きく動かずにいるだけでは足りませんでした。
過去基準と比べても、逃げ維持は当日57.1%、過去基準73.8%、押し上げは当日44.0%、過去基準48.6%でした。逃げ維持は高水準ながら、基準値との開きはありました。
| 道中変化 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 7 | 3 | 4 | 57.1% | 0.714 |
| 押し上げ | 25 | 4 | 11 | 44.0% | 1.440 |
| 前方維持 | 17 | 2 | 6 | 35.3% | -0.824 |
| 位置維持 | 78 | 3 | 14 | 17.9% | 0.462 |
| 位置取り悪化 | 20 | 0 | 1 | 5.0% | -2.700 |
人気補正|人気以上に走った馬は中団と前めに集まった
人気補正の上位馬を見ると、中団からの押し上げと前方での好走が目立ちました。12Rのコックリサンは13人気2着で人気補正11、10Rのグレートフリオーソは12人気3着で人気補正9でした。
人気補正+4以上の馬券圏内馬は10頭あり、その中では中団が5頭で最多でした。大きく人気を上げた馬が、中団から前へ動いたケースに集まりやすかったことが分かります。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 12R | コックリサン | 13 | 2 | 11 | 中 | 逃げ位置 | 位置維持 |
| 10R | グレートフリオーソ | 12 | 3 | 9 | 中 | 中団 | 押し上げ |
| 8R | ポジティビティ | 9 | 1 | 8 | 外 | 前方 | 前方維持 |
| 11R | クレームドール | 8 | 1 | 7 | 外 | 前方 | 押し上げ |
| 3R | アンジュグレース | 7 | 1 | 6 | 中 | 前方 | 位置維持 |
馬番区分|中が31.2%で最上位、内は18.4%
馬番区分では、中が48頭で馬券圏内率31.2%と最も高く、外は50頭で24.0%でした。内は49頭で18.4%にとどまり、3区分の中では最も低い結果です。
過去基準と比べると、中は当日31.2%、過去基準28.9%で大きな崩れはありませんでしたが、内は当日18.4%、過去基準28.3%と差がありました。内寄りがこの日は強くなかったことは、4角位置の前方・逃げ位置優勢とも合わせて見ておきたい点です。
| 馬番区分 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 中 | 48 | 3 | 15 | 31.2% | 0.396 |
| 外 | 50 | 8 | 12 | 24.0% | -0.040 |
| 内 | 49 | 1 | 9 | 18.4% | -0.163 |
当日の馬場傾向まとめ
- 4角位置は逃げ位置66.7%、前方43.3%で、後方3.6%との差が大きかった。
- 道中変化は逃げ維持57.1%と押し上げ44.0%が高く、位置取り悪化は5.0%まで落ち込んだ。
- 人気補正上位は中団からの押し上げと前方での好走が目立ち、人気薄の上位食い込みがあった。
- 馬番区分は中31.2%が最上位で、内18.4%は弱かった。
当サイトの馬場傾向分析で使用している指標や集計条件については、馬場傾向分析の集計方法・指標の定義で詳しく解説しています。
