この日の川崎は、不良馬場12レースを通して「逃げ維持」と「逃げ位置」の強さがはっきり出た一方、位置取りが悪化した馬はほとんど存在感を示せませんでした。4角で後方にいた馬は馬券圏内ゼロで、道中の動きと4角位置の両方で前めが優勢でした。
道中変化|逃げ維持81.8%、位置取り悪化は0%
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 11 | 6 | 9 | 81.8% | 0.455 |
| 前方維持 | 19 | 2 | 9 | 47.4% | 0.105 |
| 押し上げ | 20 | 2 | 8 | 40.0% | 1.000 |
| 位置維持 | 72 | 2 | 10 | 13.9% | 0.319 |
| 位置取り悪化 | 21 | 0 | 0 | 0.0% | -2.381 |
道中変化では、逃げ維持が11頭で馬券圏内率81.8%と抜けて高く、勝利数も6でした。対照的に、位置取り悪化は21頭で馬券圏内0、勝利数も0です。位置維持は72頭という母数がありながら馬券圏内率13.9%にとどまり、道中で動けたかどうかの差がそのまま数字に表れました。
過去基準と比べても、逃げ維持は当日81.8%、過去基準72.9%でした。位置取り悪化は当日0.0%、過去基準3.9%で、どちらも悪化組の弱さが目立つ開催でした。
4角位置|逃げ位置81.2%、後方は馬券圏内ゼロ
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 16 | 10 | 13 | 81.2% | 0.000 |
| 前方 | 29 | 2 | 14 | 48.3% | -0.172 |
| 中団 | 48 | 0 | 9 | 18.8% | 0.417 |
| 後方 | 50 | 0 | 0 | 0.0% | -0.300 |
4角位置も、逃げ位置の強さが際立ちました。16頭で馬券圏内率81.2%、勝利数は10です。前方も48.3%と悪くありませんが、中団は18.8%、後方は50頭で馬券圏内ゼロでした。4角でどこにいたかの差が大きく、後方の苦戦がはっきりした一日です。
過去基準では、逃げ位置が73.5%、前方が51.2%、中団が24.9%、後方が6.4%でした。後方は当日0.0%で、基準値よりさらに厳しい結果でした。
馬番区分|中が36.2%で最上位、内と外は2割前後
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 中 | 47 | 7 | 17 | 36.2% | 0.064 |
| 内 | 48 | 1 | 10 | 20.8% | -0.500 |
| 外 | 48 | 4 | 9 | 18.8% | 0.438 |
馬番区分では、中が47頭で馬券圏内率36.2%と最も高く、勝利数も7でした。内は20.8%、外は18.8%で、どちらも中との差がありました。外は全馬平均人気補正が0.438、馬券圏内馬平均人気補正が1.889と、好走した馬は人気より上の着順を持ってきたケースが目立っています。
過去基準では中29.1%、内27.5%、外26.8%だったため、当日は中が上振れし、内外は基準を下回りました。
人気補正|+4以上は5頭、位置維持が4頭を占めた
人気補正は人気順位-着順で見ています。馬券圏内馬の上位を並べると、+4以上が5頭あり、そのうち4頭が位置維持でした。一方で、逃げ維持の好走馬にも人気補正+2のケースが複数あり、人気以上に走った馬は前半の位置を保った形と、押し上げた形の両方に分かれました。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 6R | マオノボルケーノ | 9 | 2 | 7 | 外 | 前方 | 押し上げ |
| 1R | キアラボヌール | 9 | 3 | 6 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 4R | レガロペルテ | 9 | 3 | 6 | 中 | 中団 | 位置維持 |
| 12R | セブンワンバイオ | 8 | 3 | 5 | 外 | 中団 | 位置維持 |
| 3R | イアソン | 7 | 3 | 4 | 内 | 中団 | 位置維持 |
当日の馬場傾向まとめ
- 不良馬場の川崎は、逃げ維持81.8%と逃げ位置81.2%がともに高く、前半で主導権を取った馬が強かった。
- 位置取り悪化は21頭で馬券圏内0、後方は50頭で馬券圏内0と、後ろからの組はかなり厳しかった。
- 馬番区分では中が36.2%で最上位、内と外は2割前後にとどまった。
- 人気補正上位は位置維持が中心で、人気薄の好走も前めの位置や進出を伴うものが多かった。
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