2026年のBCターフスプリント(ブリーダーズカップターフスプリント)が、日本時間11月1日(日)にアメリカ・キーンランド競馬場で開催されます。
芝1100mで争われる世界最高峰の短距離G1に、アメリカやヨーロッパの快速馬が集結します。今年は14頭立てとなり、スピード自慢の実力馬たちによる激しい争いが予想されます。
注目は、昨年の覇者シソスパイシー、英G1ナンソープSを制したバーチョ、欧州G1を連勝中のコマンチェブレーブなど。さらに、2024年の優勝馬スターラストも参戦し、新旧の短距離王者が顔をそろえました。
キーンランド競馬場の芝1100mはコーナーを回るコース形態となるため、スタート直後の位置取りや先行争いに加え、直線まで脚を残せるかが重要になりそうです。
この記事では、2026年BCターフスプリントの出走馬全14頭の短評、枠順、海外オッズ、AI予想について紹介します。
2026年BCターフスプリントの出走馬・枠順・短評
2026年のBCターフスプリントは14頭立て。昨年の優勝馬や欧州のG1馬に加え、アメリカの芝短距離路線で実績を積んできた有力馬が出走する。
開催日:2026年10月31日(土)現地時間
日本時間:11月1日(日)午前2時48分発走予定
競馬場:キーンランド競馬場(アメリカ)
距離:芝1100m
1番 ジョンザビアーマン
今年8月のトロイSでG2初制覇を果たしたアメリカの芝短距離馬。
長期休養から復帰した今年は、一般戦で連勝を飾ると、G1ジャイプールSでも3着に好走。続くトロイSでは積極的な先行策から接戦を制し、重賞初タイトルを獲得した。
一方、前走のケンタッキーダウンズターフスプリントでは7着に敗退。序盤から自分のリズムで走れるかが重要となりそうだ。
今回は最内枠を引き当てており、ロスなく立ち回れる点は魅力。ただ、先行力のある馬がそろっただけに、序盤の位置取り争いが鍵を握る。
2番 シソスパイシー
2025年のBCターフスプリントを制したディフェンディングチャンピオン。
昨年は豊富なスピードを武器に重賞戦線で活躍し、BCターフスプリントでは牡馬の強豪を相手に逃げ切り勝ち。後続に2馬身半差をつける完勝で、世界の頂点に立った。
ただ、今年は5月のG2アングレイドシドニーSで7着に敗れ、その後は順調にレースを使えず、長期休養を挟んでの参戦となる。
本来の先行力を発揮できれば連覇を狙える実力馬だが、昨年とは異なるキーンランドの芝1100mへの対応に加え、休み明けでどこまで状態を戻せているかがポイントとなる。
3番 バーチョ
今年の英G1ナンソープSを制した快速馬。
6月のロイヤルアスコット開催ではパレスオブホリールードハウスHを勝利。続く8月のナンソープSでは、序盤から圧倒的なスピードを披露し、そのまま逃げ切ってG1初制覇を果たした。
これまで6戦して5勝、2着1回と抜群の安定感を誇り、特に芝1000m戦では高い能力を示している。
一方、今回は芝1100mへの距離延長に加え、直線競馬が中心だった欧州とは異なるコーナーのあるコースへの対応が課題。持ち前のスピードを生かしつつ、最後まで脚を残せるかが焦点となりそうだ。
4番 ロハ
今年のG2インターコンチネンタルSを制し、芝短距離路線で急成長を遂げた牝馬。
ダートから芝へ主戦場を移して素質を開花させ、今年は4月の一般戦から6月のインターコンチネンタルS、8月のアンディゲストSまで3連勝を達成した。
先行してしぶとく脚を使える点が持ち味で、特に近走は自分からレースを動かす積極的な競馬が結果につながっている。
今回は牡馬を含む世界トップクラスの短距離馬が相手となるが、勢いは侮れない。序盤に無理なく好位を確保できれば、上位に食い込む余地はありそうだ。
5番 タイムトゥダズル
キーンランド競馬場の芝短距離戦で高い実績を残している牝馬。
昨年のG2フランクリンSを制すると、今年10月の同レースでも後方から鋭く追い込み、クビ差にも満たない接戦を制して連覇を達成。芝1100mの今回と同じ舞台で結果を残している点は大きな強みとなる。
その前のケンタッキーダウンズレディースターフスプリントでもG1で2着に好走しており、近走の充実ぶりは評価できる。
差す競馬が持ち味だけに、先行馬が多い今回の組み合わせは展開面でプラスに働く可能性もある。直線でスムーズに進路を確保できれば、上位争いに加わってきそうだ。
6番 イエローカード
今年5月のG2ツインスパイアーズターフスプリントを制した実力馬。
2月のクローッカーズコーナーSを勝利すると、4月のシェイカータウンSで2着。続くツインスパイアーズターフスプリントではジョーシャイスティとの激しい競り合いをクビ差で制し、重賞初制覇を果たした。
好位から流れに乗り、直線でしぶとく脚を伸ばせる点が強み。芝1100mの重賞で勝利していることも心強い。
ただ、今回は5月以来の実戦となり、休み明けでどれだけ力を発揮できるかがポイント。G1の相手関係も楽ではないが、展開次第で上位進出を狙える存在だ。
7番 コマンチェブレーブ
今年のジュライCとフライングファイブSを制し、欧州G1を連勝中の実力馬。
春には香港のチェアマンズスプリントプライズで世界的な快速馬カーインライジングと対戦し5着。その後、アイルランドのG2グリーンランズSを制すると、7月のジュライCでG1初制覇を果たした。
さらに9月のフライングファイブSでも後続を1馬身1/4突き放して快勝。芝1000mから1200mまで幅広い距離で結果を残しており、近走の充実ぶりは目を見張る。
今回はアメリカの小回りコースへの対応が課題となるものの、欧州の一線級を相手にG1連勝を飾った実績は高く評価できる。能力を発揮できれば優勝争いの有力候補だろう。
8番 ポッシブルメンテ
今年9月のG2ケンタッキーダウンズターフスプリントを制した6歳馬。
昨年は勝ち切れないレースが続いていたが、今年に入って成績が大きく向上。春から勝ち星を重ね、前走のケンタッキーダウンズターフスプリントでは好位から抜け出して1馬身1/4差で快勝した。
豊富なキャリアに加え、先行馬を見ながら運べる自在性が強み。近走の勢いからも、充実期を迎えている印象を受ける。
ただ、前走のケンタッキーダウンズは独特の起伏を持つコースで、今回は直線の短いキーンランド芝1100mへの対応が求められる。序盤から好位置を確保できるかが重要となりそうだ。
9番 インアワタイム
今年8月のG1ケンタッキーダウンズレディースターフスプリントを制した実力牝馬。
同レースでは序盤から先手を奪い、直線でも後続を突き放して3馬身半差の圧勝。持ち前のスピードと最後まで衰えない持続力を見せつけた。
春にはキーンランド競馬場のG2ジャイアンツコーズウェイSも制しており、今回の競馬場で重賞勝ちの経験がある点は大きな強み。
ただ、今回は牡馬混合のG1となり、同型馬も多い組み合わせ。前走の芝1300mから1100mへの距離短縮も含め、序盤の先行争いをどう乗り切るかが鍵を握る。
10番 サイフェア
2025年のBCジュベナイルターフスプリントを制した3歳牝馬。
昨年は2歳馬による世界最高峰の芝短距離G1で牡馬を退けて優勝。今年も4月のG3マムゼルS、7月のG3コロネーションCを制しており、短距離路線で着実に実績を積み重ねている。
好位で流れに乗り、勝負どころから素早く加速できる点が持ち味。芝1100mでの重賞勝ちもあり、距離への適性に不安は少ない。
一方、今回は年長馬とのG1で、これまで以上に厳しい先行争いが予想される。スピードだけでなく、直線まで脚を残す立ち回りができるかが上位進出のポイントとなりそうだ。
11番 ジョーシャイスティ
今年10月のG2ウッドフォードSを制したアメリカの芝短距離馬。
春のG2ツインスパイアーズターフスプリントではイエローカードと接戦を演じて2着。その後も重賞戦線で経験を積み、前走のウッドフォードSで待望の重賞タイトルを獲得した。
特に前走は直線で一度並びかけられながらも、最後に差し返して勝利。持ち前の先行力だけでなく、勝負根性の強さも印象的だった。
今回は前走と同じキーンランド芝1100mが舞台。相手関係はさらに強化されるが、コース適性と近走の充実ぶりを考えれば、侮れない一頭といえそうだ。
12番 ソレントスカイ
今年8月のG2グリーンフラッシュH、9月のG2エディーD Sを連勝した実力馬。
グリーンフラッシュHでは後方から鋭く追い込み、差し切り勝ち。続くエディーD Sでも末脚を発揮して連勝を飾り、西海岸の芝短距離路線で存在感を高めている。
先行争いに無理に加わらず、道中で脚をためて直線で勝負できる点が魅力。今回も快速馬が多く、前半の流れが速くなれば展開が向く可能性がある。
一方、今回はキーンランドへの遠征となり、コース替わりへの対応が課題。直線までスムーズに運び、持ち前の末脚を発揮できれば上位争いに加わってきそうだ。
13番 スターラスト
2024年のBCターフスプリント覇者で、今回が2度目のタイトル獲得を狙う実力馬。
2024年はデルマー競馬場で行われたBCターフスプリントを制し、世界の短距離路線で存在感を示した。
その後は勝ち切れないレースが続いているものの、今年8月の英G1ナンソープSではバーチョの2着に好走。9月のフライングファイブSでも4着に入り、近走は復調の兆しを見せている。
今回は外寄りの13番枠となったが、差す競馬が得意なだけに、序盤の先行争いが激しくなる展開は歓迎材料。直線で末脚を生かせる流れになれば、再び上位争いに食い込む可能性がある。
14番 ミスイェチャンス
今年10月の仏G1アベイドロンシャン賞を制した3歳牝馬。
フランスの芝1000mで行われた同レースでは、序盤から積極的に先行すると、直線でも後続の追撃をしのいでG1初制覇。優れたスピードと粘り強さを証明した。
特に近走は短距離路線で着実に力をつけており、G1勝ちの勢いをそのまま今回につなげたいところだ。
ただ、今回は大外14番枠に加え、直線競馬からコーナーのある芝1100mへの対応が課題。序盤に外を回される展開は避けたいところで、スタート後の位置取りが重要となりそうだ。
2026年BCターフスプリントの海外オッズ
BCターフスプリントの単勝オッズは、bet365ではバーチョが2.37倍で最も低く、コマンチェブレーブが4.00倍、シソスパイシーが10.00倍で続いています。以下は10月27日時点のオッズです。
| 馬名 | 単勝オッズ |
|---|---|
| バーチョ | 2.37倍 |
| コマンチェブレーブ | 4.00倍 |
| シソスパイシー | 10.00倍 |
| サイフェア | 11.00倍 |
| インアワタイム | 17.00倍 |
| ジョンザビアーマン | 17.00倍 |
| ミスイェチャンス | 17.00倍 |
| ソレントスカイ | 17.00倍 |
| ビッグモジョ | 21.00倍 |
| ジョーシャイスティ | 21.00倍 |
| ポッシブルメンテ | 21.00倍 |
| ドンチョ | 26.00倍 |
| ノーネイハドソン | 26.00倍 |
| アウトフィールダー | 26.00倍 |
| タイムトゥダズル | 26.00倍 |
| ロハ | 34.00倍 |
| イエローカード | 34.00倍 |
| スターラスト | 51.00倍 |
※オッズはbet365参考。変動する可能性があります。
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