金沢の重馬場10レースをまとめると、この日は4角位置よりも道中変化の差がはっきり出ました。特に前方維持は3頭すべてが馬券圏内入りで当日100.0%、位置取り悪化は9頭で馬券圏内0でした。位置取りを崩した馬がそのまま苦戦しやすく、道中で位置を保てた馬が目立った一日です。
道中変化|前方維持は3頭すべて馬券圏内、位置取り悪化は9頭でゼロ
この日の最重要点は道中変化でした。前方維持は出走3頭で馬券圏内率100.0%、勝利数も1でした。過去基準でも前方維持は46.4%なので、当日はかなり強い結果です。
一方で、位置取り悪化は9頭で馬券圏内0。過去基準でも55.6%に対して当日は0.0%で、ここは明確に差が出ました。逃げ維持も7頭で57.1%と悪くなく、道中で極端に崩れないことが重要だったと言えます。
| 道中変化 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前方維持 | 3 | 1 | 3 | 100.0% | 2.0 |
| 逃げ維持 | 7 | 1 | 4 | 57.1% | -0.571 |
| 押し上げ | 10 | 3 | 4 | 40.0% | 0.3 |
| 位置維持 | 42 | 3 | 13 | 30.95% | 0.071 |
| 位置取り悪化 | 9 | 0 | 0 | 0.0% | -0.889 |
4角位置|前方が高水準、後方は馬券圏内率14.8%
4角位置でも前にいた馬が優勢でした。前方は7頭で馬券圏内率85.7%、勝利数2。過去基準の55.6%を上回っており、この日の前方勢は安定感が高い内容です。
逃げ位置も12頭で75.0%と高く、こちらも十分に機能しました。逆に後方は27頭で14.8%、勝利数は0でした。中団は25頭で20.0%にとどまり、4角で前にいるかどうかの差が結果に直結した形です。
| 4角位置 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前方 | 7 | 2 | 6 | 85.71% | 0.429 |
| 逃げ位置 | 12 | 4 | 9 | 75.0% | 0.25 |
| 中団 | 25 | 2 | 5 | 20.0% | -0.24 |
| 後方 | 27 | 0 | 4 | 14.81% | 0.0 |
馬番区分|外が40.7%で最上位、内と中はやや見劣り
馬番区分では外が最も目立ちました。外は27頭で馬券圏内率40.7%、勝利数5。過去基準の31.3%を上回っており、当日は外の数字が上振れしています。
内は25頭で32.0%、中は19頭で26.3%でした。内は過去基準26.99%を上回った一方、中は過去基準36.07%を下回っています。全体としては外が強く、内と中はその外に少し置かれた印象です。
| 馬番区分 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外 | 27 | 5 | 11 | 40.74% | 0.0 |
| 内 | 25 | 1 | 8 | 32.0% | 0.0 |
| 中 | 19 | 2 | 5 | 26.32% | 0.0 |
人気補正|人気以上に走った馬は位置維持と押し上げが中心
人気補正上位を見ると、人気を上回る走りは特定の動きに寄っていました。人気補正+4以上は5頭で、そのうち位置維持が4頭、押し上げが1頭です。
たとえば8Rのマイボーイは9番人気2着で人気補正+7、6Rのコーパスクリスティは7番人気2着で+5でした。いずれも大きく人気を上回っており、この日の人気補正上位馬は「道中で崩れない」か「押し上げる」形に集まっています。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8R | マイボーイ | 9 | 2 | 7 | 内 | 後方 | 位置維持 |
| 6R | コーパスクリスティ | 7 | 2 | 5 | 外 | 逃げ位置 | 位置維持 |
| 2R | フミマーズ | 7 | 3 | 4 | 外 | 中団 | 位置維持 |
| 4R | ユメカナウケン | 5 | 1 | 4 | 外 | 中団 | 押し上げ |
| 5R | カラーオブワンダー | 7 | 3 | 4 | 中 | 後方 | 位置維持 |
荒れ具合と種牡馬|波乱は中波乱2レースまで、勝ち馬の父は分散
荒れ具合は、順当3レース、やや順当5レース、中波乱2レースでした。三連単10万円以上は0レースで、極端に荒れた日ではありません。
種牡馬は10頭の勝ち馬がすべて別々で、1勝ずつに分散しました。特定の父にまとまった偏りは見えません。
当日の馬場傾向まとめ
- 重馬場の金沢では、前方維持100.0%と位置取り悪化0.0%の差が大きく出た。
- 4角位置でも前方85.7%、後方14.8%で、前にいた馬が優勢だった。
- 馬番区分では外40.7%が最上位で、内32.0%、中26.3%を上回った。
- 荒れ具合は中波乱2レースまでで、全体としては極端な乱れは少なかった。
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