この日の金沢は、道中変化で逃げ維持が66.7%、位置取り悪化が11.1%と差が大きく、まずここが最も目を引きました。4角位置でも逃げ位置が63.6%と高く、前後の立ち回りよりも「崩れず運べたか」が結果に直結しやすい一日でした。
道中変化|逃げ維持と位置取り悪化の差が大きい
道中変化は、逃げ維持9頭の馬券圏内率が66.7%、位置取り悪化9頭は11.1%でした。過去基準でも逃げ維持は73.3%、位置取り悪化は5.1%で、当日はどちらも比較しやすい母数のなかで明暗がはっきり出ています。
押し上げは12頭で馬券圏内率41.7%、過去基準は50.4%でした。前方維持は9頭で44.4%、位置維持は51頭で27.5%です。道中で大きく崩れないこと自体は一定の価値がありましたが、この日は特に逃げ維持の安定感が目立ちました。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 9 | 4 | 6 | 66.7% | 1.0 |
| 前方維持 | 9 | 1 | 4 | 44.4% | -0.778 |
| 押し上げ | 12 | 1 | 5 | 41.7% | 0.917 |
| 位置維持 | 51 | 4 | 14 | 27.5% | 0.196 |
| 位置取り悪化 | 9 | 0 | 1 | 11.1% | -1.667 |
4角位置|逃げ位置が高く、後方は伸び切らない
4角位置では、逃げ位置11頭の馬券圏内率が63.6%と高く、前方15頭も46.7%でした。一方で後方33頭は18.2%にとどまり、差がはっきりしています。中団31頭は32.3%で、極端に苦しいわけではありませんが、前へ出た馬ほど拾いやすい日でした。
過去基準と比べると、逃げ位置は当日63.6%、過去基準77.6%でやや下回っています。それでも後方18.2%との差は大きく、この日の4角は位置の前後で成績差が出やすい形でした。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 11 | 5 | 7 | 63.6% | 1.091 |
| 前方 | 15 | 2 | 7 | 46.7% | -0.333 |
| 中団 | 31 | 1 | 10 | 32.3% | 0.0 |
| 後方 | 33 | 2 | 6 | 18.2% | 0.03 |
人気補正|中団からの人気薄好走が目立った
人気補正上位の馬券圏内馬を見ると、中団で押し上げたラシェンテ、中団を保ったチョボナイノ、中団を保ったカドバンソコヂカラなど、中団の好走が多いのが特徴でした。人気補正+4以上は6頭で、そのうち押し上げが2頭あります。
一方で、逃げ維持や前方維持でも人気補正上位は出ています。単に人気薄が来たというより、中団から崩れずに運んだ馬と、前で粘った馬の両方が拾われた日でした。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2R | ラシェンテ | 8 | 2 | 6 | 中 | 中団 | 押し上げ |
| 3R | チョボナイノ | 8 | 3 | 5 | 中 | 中団 | 位置維持 |
| 6R | シェルターベルト | 7 | 2 | 5 | 外 | 前方 | 位置維持 |
| 4R | アンダーレ | 6 | 2 | 4 | 中 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 4R | プレストバローズ | 7 | 3 | 4 | 外 | 中団 | 位置取り悪化 |
馬番区分|外がやや強く、内は伸び切らない
馬番区分では、外32頭の馬券圏内率が40.6%で最も高く、内28頭は25.0%でした。中30頭は33.3%です。過去基準では外32.1%、内27.4%、中35.5%なので、当日は外が上振れし、内はやや下回っています。
ただし、この日は道中変化と4角位置のほうが目立ったため、馬番だけを主題にするほどの強さではありませんでした。補助的には外寄りの成績が悪くない一日と見ておくのが自然です。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外 | 32 | 5 | 13 | 40.6% | 0.5 |
| 中 | 30 | 2 | 10 | 33.3% | -0.167 |
| 内 | 28 | 3 | 7 | 25.0% | -0.107 |
荒れ具合と種牡馬|中波乱が中心で、勝ち馬は分散
荒れ具合は、やや順当3R、中波乱6R、波乱1Rでした。三連単10万円以上は2Rあり、2Rの30万4850円と8Rの21万8970円が目立ちます。極端に荒れ続けたわけではありませんが、堅すぎる一日でもありませんでした。
種牡馬は、ホッコータルマエが2勝で最多です。ただし他は1勝ずつで分散しており、種牡馬面で強い集中があったとは言いにくい内容でした。
| 荒れ具合 | 件数 |
|---|---|
| やや順当 | 3 |
| 中波乱 | 6 |
| 波乱 | 1 |
| 三連単10万円以上 | 2 |
| 種牡馬 | 1着頭数 |
|---|---|
| ホッコータルマエ | 2 |
| エスケンデレヤ | 1 |
| エピファネイア | 1 |
| オーヴァルエース | 1 |
| カレンブラックヒル | 1 |
| ディスクリートキャット | 1 |
| トゥザグローリー | 1 |
| ハーツクライ | 1 |
| ルヴァンスレーヴ | 1 |
当日の馬場傾向まとめ
・道中変化では逃げ維持66.7%、位置取り悪化11.1%で差が大きかった
・4角位置は逃げ位置63.6%が強く、後方18.2%は見劣った
・人気補正上位は中団からの好走が多く、外寄りも悪くなかった
・荒れ具合は中波乱中心で、種牡馬の集中は強くなかった
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