この日の笠松は、4角位置よりも道中変化の差がはっきり出ました。とくに逃げ維持が10頭で馬券圏内率90.0%だった一方、位置取り悪化は9頭で馬券圏内ゼロ。過去基準でも位置取り悪化は2.5%だったため、当日だけ極端に良かったというより、悪化組の弱さがそのまま表れた形です。
道中変化|逃げ維持は9割、位置取り悪化は馬券圏内ゼロ
道中変化の中で最も目立ったのは、逃げ維持 10頭・馬券圏内率90.0%でした。勝利数も9と多く、11レースの開催全体を見てもこの分類の強さは際立っています。
対照的だったのが位置取り悪化 9頭・馬券圏内率0.0%です。9頭すべてが馬券圏内に届かず、当日の開催では明確に苦戦しました。過去基準でも位置取り悪化は25.2%なので、当日はそこからさらに大きく下振れしています。
また、前方維持は当日37.5%、過去基準60.0%で、こちらも平常時より弱めでした。道中変化では、逃げ維持の強さと、前方維持・位置取り悪化の弱さが同時に出た日といえます。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 10 | 9 | 9 | 90.0% | 0.9 |
| 位置維持 | 45 | 2 | 14 | 31.1% | 0.156 |
| 押し上げ | 12 | 0 | 7 | 58.3% | -0.25 |
| 前方維持 | 8 | 0 | 3 | 37.5% | -0.875 |
| 位置取り悪化 | 9 | 0 | 0 | 0.0% | -0.667 |
4角位置|逃げ位置が圧倒的で、後方は厳しい
4角位置でも、逃げ位置 12頭・馬券圏内率91.7%が突出しました。勝利数は9で、馬券圏内率と勝ち切りの両方で強さが出ています。
一方で、後方 32頭・馬券圏内率9.4%はかなり厳しい成績でした。過去基準でも後方は5.99%なので、後方が不利なのは変わらないものの、当日もその傾向が続きました。
前方は61.5%、中団は40.7%と、逃げ位置ほどではないものの、前へ行けた馬や中団にいた馬が一定数馬券圏内へ入っています。ただし、4角位置の中では逃げ位置の強さが最優先です。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 12 | 9 | 11 | 91.7% | 0.667 |
| 前方 | 13 | 0 | 8 | 61.5% | -0.231 |
| 中団 | 27 | 2 | 11 | 40.7% | -0.222 |
| 後方 | 32 | 0 | 3 | 9.4% | 0.031 |
馬番区分|中と内が上位、外は伸び切らず
馬番区分では、中が13頭で馬券圏内率46.2%、内が18頭で44.4%と高めでした。どちらも外より明確に良く、当日は中寄りと内寄りに結果が集まりました。
これに対して、外は18頭で22.2%にとどまり、内・中との差がはっきりしています。過去基準でも外は28.9%なので、当日は基準よりもさらに低めでした。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 中 | 13 | 3 | 6 | 46.2% | 1.0 |
| 内 | 18 | 2 | 8 | 44.4% | 0.167 |
| 外 | 18 | 1 | 4 | 22.2% | -0.889 |
人気補正の目立った馬券圏内馬|上位は位置維持が中心
人気補正が大きかった馬券圏内馬は、人気補正+4以上が5頭でした。中でも目立つのは、位置維持が4頭入っている点です。
具体的には、6番人気で勝ったコスモフルール、7番人気2着のプロペラシャフト、7番人気3着のツマミグイなど、人気以上に走った馬の多くが位置維持でした。加えて、逃げ維持のカサナルキセキや逃げ維持のペップトークも人気補正上位に入っています。
一方で、人気補正上位だけを見ても、特定の馬番や脚質へ強く寄るほどの集中はありませんでした。道中変化の強さに比べると、こちらは補助的な特徴です。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2R | コスモフルール | 6 | 1 | 5 | 中団 | 位置維持 |
| 3R | プロペラシャフト | 7 | 2 | 5 | 後方 | 位置維持 |
| 8R | カサナルキセキ | 5 | 1 | 4 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 10R | ケンブリッジロス | 7 | 3 | 4 | 中団 | 位置維持 |
| 11R | ツマミグイ | 7 | 3 | 4 | 後方 | 位置維持 |
当日の馬場傾向まとめ
- この日は逃げ維持 90.0%が最も強く、勝利数も9と多かった。
- 位置取り悪化は9頭で馬券圏内ゼロで、道中で後退した馬は厳しかった。
- 4角位置では逃げ位置 91.7%が目立ち、後方 9.4%は苦戦した。
- 馬番区分は中と内が高め、外は22.2%でやや弱かった。
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