この日は、道中変化と4角位置の両方で前にいる形がはっきり残りました。特に道中変化では、逃げ維持が11頭で馬券圏内率63.6%、位置取り悪化は13頭で馬券圏内0%。過去基準でも逃げ維持は79.9%でしたが、当日は63.6%まで下がっており、それでもなお位置取り悪化との差は大きく出ています。
道中変化|逃げ維持63.6%、位置取り悪化は13頭で馬券圏内ゼロ
当日の中心はここでした。逃げ維持は11頭で3勝、馬券圏内7頭、馬券圏内率63.6%。前方維持も14頭で馬券圏内率57.1%、押し上げも11頭で54.5%と高く、前に進んだり先頭を保ったりした馬が目立ちました。
一方で、位置取り悪化は13頭で勝利数0、馬券圏内数0、馬券圏内率0.0%でした。過去基準では位置取り悪化が2.8%あるため、当日はその水準を下回っています。位置維持は80頭で18.8%と大きく崩れてはいませんが、上位へ押し上げた馬や前を保った馬のほうが目立つ開催でした。
| 道中変化 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 11 | 3 | 7 | 63.6% | -0.364 |
| 前方維持 | 14 | 1 | 8 | 57.1% | 0.714 |
| 押し上げ | 11 | 3 | 6 | 54.5% | 1.273 |
| 位置維持 | 80 | 5 | 15 | 18.8% | 0.150 |
| 位置取り悪化 | 13 | 0 | 0 | 0.0% | -2.462 |
4角位置|逃げ位置71.4%、後方は2.2%
4角時点でも前寄りの形が強く、逃げ位置は14頭で馬券圏内率71.4%、前方は24頭で58.3%でした。過去基準でも逃げ位置は81.3%、前方は53.7%なので、逃げ位置は少し下がったものの、前方まで含めて高水準だったことは変わりません。
対照的に、後方は45頭で馬券圏内率2.2%とかなり低く、中団も46頭で23.9%にとどまりました。4角で後ろにいた馬はかなり苦しく、前にいた馬との差がはっきりした日でした。
| 4角位置 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 14 | 5 | 10 | 71.4% | -0.357 |
| 前方 | 24 | 5 | 14 | 58.3% | 0.625 |
| 中団 | 46 | 1 | 11 | 23.9% | -0.065 |
| 後方 | 45 | 1 | 1 | 2.2% | -0.156 |
人気補正で目立った好走馬|中団の中穴が目立った
人気補正上位の馬券圏内馬をみると、中団での好走が目につきました。人気補正+4以上は5頭で、そのうち3頭が中団、さらに人気補正+3の馬も中団が複数含まれています。前に行った馬が全体として強い一方で、人気以上に走った馬の中には中団から差し込んだ例もありました。
とくにウィンザーロアは10Rで8番人気2着、人気補正+6。ミストルティンは7Rで8番人気3着、アンニーナは8Rで8番人気3着でした。いずれも中団で運んだ馬で、前提としての前有利がありながらも、中団からの好走も少数ながら拾えた開催です。
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10R | ウィンザーロア | 8 | 2 | 6 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 7R | ミストルティン | 8 | 3 | 5 | 中 | 中団 | 位置維持 |
| 8R | アンニーナ | 8 | 3 | 5 | 中 | 中団 | 押し上げ |
| 1R | バイカル | 7 | 3 | 4 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 7R | ナリタヴィクトリー | 6 | 2 | 4 | 外 | 前方 | 前方維持 |
荒れ具合|大きな波乱一辺倒ではない
荒れ具合は、やや順当が5R、順当が2R、中波乱が3R、波乱が2Rでした。三連単10万円以上は1Rだけで、極端に荒れ続けた開催ではありません。
前に行く馬が強かった一方で、人気補正上位の中穴も少し拾えているため、全体としては「順当寄りだが、要所で波乱も混ざった日」と言えます。
種牡馬|勝ち馬の父は分散
1着種牡馬は12頭すべて異なり、同じ種牡馬の連続好走や集中は見られませんでした。したがって、この日は種牡馬傾向を独立した特徴として扱う材料は弱めです。
当日の馬場傾向まとめ
- 道中変化は、逃げ維持63.6%と前方維持57.1%、押し上げ54.5%が目立ち、位置取り悪化は13頭で馬券圏内ゼロ。
- 4角位置は逃げ位置71.4%、前方58.3%が高く、後方2.2%はかなり低調だった。
- 人気補正上位では、中団からの好走が複数あり、前優勢の中でも中団の穴が少し絡んだ。
- 種牡馬の集中はなく、荒れ具合も大きな波乱一辺倒ではなかった。
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