この日の大井は、不良馬場10レースを通して道中変化の差がはっきり出ました。特に逃げ維持は12頭で馬券圏内率58.3%、位置取り悪化は5頭で馬券圏内ゼロ。過去基準と比べても、道中変化の中ではこの2分類の差が最も読みやすい一日でした。
道中変化|逃げ維持58.3%、位置取り悪化は馬券圏内ゼロ
道中変化では、逃げ維持が12頭で7頭が馬券圏内、馬券圏内率58.3%でした。前方維持も14頭で馬券圏内率35.7%と悪くありません。
一方で、位置取り悪化は5頭いて馬券圏内ゼロ。押し上げも4頭で馬券圏内率25.0%にとどまり、道中で動いた組が一律に強い日ではありませんでした。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 位置維持 | 81 | 4 | 17 | 20.99% | 0.136 |
| 逃げ維持 | 12 | 3 | 7 | 58.33% | -0.917 |
| 押し上げ | 4 | 0 | 1 | 25.00% | 1.5 |
| 位置取り悪化 | 5 | 0 | 0 | 0.00% | -0.6 |
| 前方維持 | 14 | 3 | 5 | 35.71% | -0.214 |
過去基準と比べると、逃げ維持は当日58.3%、過去基準58.6%でほぼ同水準でした。位置取り悪化は当日0.0%、過去基準1.3%で、こちらも低調なままです。押し上げは当日25.0%、過去基準46.2%で、比較できる中では下振れが目立ちました。
4角位置|逃げ位置60.0%、後方は4.7%
4角位置では、逃げ位置が15頭で馬券圏内率60.0%と高く、前方も19頭で42.1%でした。中団は39頭で28.2%、後方は43頭で4.7%まで下がっています。
この日は4角で前にいた馬の成績が良く、特に逃げ位置の安定感が目立ちました。後方は母数が多い一方で馬券圏内が2頭にとどまり、追い込み寄りの組は結果を作りにくい内容でした。
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 15 | 4 | 9 | 60.00% | -0.533 |
| 前方 | 19 | 4 | 8 | 42.11% | -0.474 |
| 中団 | 39 | 2 | 11 | 28.21% | 1.128 |
| 後方 | 43 | 0 | 2 | 4.65% | -0.628 |
過去基準との比較では、逃げ位置は当日60.0%、過去基準64.9%で大きな変化はありません。中団は当日28.2%、過去基準21.8%で、こちらは当日の方がやや高めでした。後方は当日4.7%、過去基準5.3%で、どちらも低い水準です。
人気補正|上位は位置維持と前方維持に集中
人気補正上位の馬券圏内馬を見ると、位置維持が4頭で最も多く、次いで前方維持と逃げ維持が並びました。大きく人気を上回った馬は、道中で極端に動いた馬よりも、位置を保った馬に多く出ています。
人気補正+4以上は6頭いましたが、その多くが位置維持か前方維持でした。派手な押し上げ型が目立つ日ではなく、人気より少し走った馬が安定した位置取りに集まりました。
| レース | 馬番 | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4R | 12 | ストライクルックス | 10 | 3 | 7 | 外 | 中団 | 位置維持 |
| 5R | 1 | チェイスザファイア | 9 | 2 | 7 | 内 | 前方 | 前方維持 |
| 8R | 4 | ジューンアカデミー | 8 | 2 | 6 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 1R | 3 | タリスマンチャント | 7 | 2 | 5 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 1R | 9 | フカガワブギョー | 8 | 3 | 5 | 外 | 中団 | 位置維持 |
馬番区分|内と外が30%前後、中間は13.9%
馬番区分では、内が36頭で馬券圏内率30.6%、外も37頭で29.7%でした。これに対して中は36頭で13.9%と低く、内外に比べて明確に見劣りします。
勝利数も内2勝に対し外4勝で、当日の馬券圏内は内外が拮抗し、中間だけが沈んだ形です。内寄りと外寄りのどちらか一方に強く寄ったというより、中だけが弱い日でした。
| 区分 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 内 | 36 | 2 | 11 | 30.56% | -0.417 |
| 中 | 36 | 3 | 5 | 13.89% | -0.083 |
| 外 | 37 | 4 | 11 | 29.73% | 0.486 |
過去基準では、中が26.4%、内が23.7%、外が23.3%でした。当日は内外が上振れし、中だけが大きく下振れしています。
荒れ具合|10万円超は1R、三連単は波乱3R
荒れ具合は、波乱が3R、やや順当が5R、中波乱が1R、順当が1Rでした。三連単10万円以上は1Rだけで、極端に荒れ続けた開催ではありません。
ただし、波乱がゼロではなく、中波乱も1Rあったため、全体としては順当寄りでも、ところどころで配当が動いた一日でした。
| 区分 | 件数 |
|---|---|
| 波乱 | 3 |
| やや順当 | 5 |
| 中波乱 | 1 |
| 順当 | 1 |
| 三連単10万円以上 | 1 |
当日の馬場傾向まとめ
- 道中変化は逃げ維持が58.3%で高く、位置取り悪化は0%だった。
- 4角位置は逃げ位置60.0%、前方42.1%が目立ち、後方は4.7%にとどまった。
- 馬番区分は内30.6%、外29.7%に対し、中13.9%が弱かった。
- 人気補正上位は位置維持と前方維持に多く、極端な押し上げ型は少なかった。
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