この日は、不良馬場12レースの中で道中変化の差が最もはっきり出ました。とくに逃げ維持は6頭すべてが馬券圏内に入り、位置取り悪化は15頭で馬券圏内ゼロ。過去基準と比べても、逃げ維持の強さが目立つ開催でした。
道中変化|逃げ維持は6頭すべて馬券圏内、位置取り悪化は15頭で0%
| 分類名 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 6 | 4 | 6 | 100.0% | 2.5 |
| 前方維持 | 22 | 4 | 10 | 45.5% | -0.682 |
| 押し上げ | 11 | 0 | 5 | 45.5% | 0.545 |
| 位置維持 | 74 | 4 | 15 | 20.3% | 0.189 |
| 位置取り悪化 | 15 | 0 | 0 | 0.0% | -1.333 |
逃げ維持は当日100.0%で、過去基準の67.7%を上回りました。母数は6頭と多くはありませんが、勝利4回・馬券圏内6回と結果がきれいにそろっています。
対照的に、位置取り悪化は15頭いて馬券圏内が0頭でした。過去基準でも2.3%と低めですが、この日はそこからさらに外れており、道中で位置を落とす形はかなり厳しい内容でした。
前方維持と押し上げもどちらも45.5%で並びましたが、押し上げは勝利がなく、前方維持は勝利4回。単純な馬券圏内率だけでなく、勝ち切りまで含めると前方維持のほうが存在感がありました。
4角位置|逃げ位置が90.9%、後方は47頭で4.3%
| 分類名 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 11 | 7 | 10 | 90.9% | 0.727 |
| 前方 | 28 | 4 | 13 | 46.4% | -0.786 |
| 中団 | 42 | 1 | 11 | 26.2% | 0.262 |
| 後方 | 47 | 0 | 2 | 4.3% | 0.064 |
4角位置では、逃げ位置が当日90.9%で、過去基準の67.1%より高い水準でした。11頭中7勝と、勝利数まで含めてかなり強い成績です。
一方で、後方は47頭で馬券圏内2頭、4.3%にとどまりました。過去基準の8.1%を下回っており、この日は4角時点で後ろにいる形がかなり苦しい一日でした。
前方は46.4%で、中団の26.2%を大きく上回りました。とはいえ、逃げ位置の成績が突出していたため、前方全体をまとめて語るより、4角の先頭付近が強かったと見るほうが自然です。
馬番区分|中が34.1%で最上位、外は過去基準を下回る
| 分類名 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 中 | 44 | 6 | 15 | 34.1% | -0.182 |
| 外 | 43 | 5 | 11 | 25.6% | -0.047 |
| 内 | 41 | 1 | 10 | 24.4% | 0.244 |
馬番区分では中が34.1%で最も高く、過去基準の26.3%も上回りました。勝利数も6回あり、数字上はこの日の中心になっています。
外は25.6%で、過去基準の33.5%より低めでした。内は24.4%で、中と外を追う形です。大きく一方向に偏ったというより、中がやや良く、外は過去基準ほど伸びなかった開催でした。
荒れ具合|三連単10万円以上は1R、極端に荒れた日ではない
| 区分 | 件数 |
|---|---|
| 波乱 | 1 |
| 中波乱 | 2 |
| やや順当 | 6 |
| 順当 | 3 |
| 三連単10万円以上 | 1 |
荒れ具合は、やや順当が6Rで最も多く、全体としては大きく崩れた開催ではありませんでした。三連単10万円以上は1Rだけで、1日を通して極端な波乱が続いたわけではありません。
ただし1Rでは263,920円の払戻が出ており、完全に平穏というわけでもありません。順当寄りが中心ながら、ところどころで高めの払戻が混じった一日でした。
人気補正|人気以上に走った馬は逃げ維持と中団の組み合わせが目立つ
| レース | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1R | バニラビーンズ | 8 | 1 | 7 | 外 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 1R | ブラストクローバー | 7 | 2 | 5 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 6R | イーオレイ | 6 | 2 | 4 | 内 | 逃げ位置 | 逃げ維持 |
| 2R | ドジッコ | 5 | 2 | 3 | 内 | 中団 | 位置維持 |
| 6R | グッドマン | 4 | 1 | 3 | 中 | 中団 | 位置維持 |
人気補正の上位馬を見ると、逃げ維持と位置維持、その中でも中団や逃げ位置が多く並びました。とくに1Rのバニラビーンズは人気8番手から1着で、人気補正7とこの日の最大値です。
ただし、人気補正上位がそのまま一つの分類に集中したわけではありません。全体としては、人気以上の好走が道中変化と4角位置の両方に散らばった形です。
当日の馬場傾向まとめ
- 道中変化では逃げ維持が6頭すべて馬券圏内で、位置取り悪化は15頭で0%でした。
- 4角位置では逃げ位置が90.9%、後方は4.3%と明暗がはっきりしました。
- 馬番区分は中が34.1%で最上位、外は過去基準33.5%を下回る25.6%でした。
- 荒れ具合はやや順当が中心で、極端な波乱が続く開催ではありませんでした。
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