この日の高知は、まず道中変化の差が目を引きました。逃げ維持は7頭で馬券圏内率71.4%だった一方、位置取り悪化は19頭で馬券圏内0。重馬場12Rの中で、道中の動き方による明暗がかなりはっきりした一日でした。
道中変化|逃げ維持71.4%、位置取り悪化は19頭で馬券圏内ゼロ
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ維持 | 7 | 4 | 5 | 71.4% | 1.143 |
| 押し上げ | 20 | 4 | 11 | 55.0% | 0.900 |
| 前方維持 | 9 | 0 | 5 | 55.6% | 1.222 |
| 位置維持 | 54 | 3 | 12 | 22.2% | -0.259 |
| 位置取り悪化 | 19 | 0 | 0 | 0.0% | -1.000 |
主役はやはり逃げ維持でした。当日71.4%で、過去基準の81.5%よりは下がったものの、7頭中5頭が馬券圏内に入っています。対照的に、位置取り悪化は19頭で馬券圏内ゼロ。この分類がここまで結果を残せなかったのは、この日の大きな特徴です。
押し上げも20頭で馬券圏内率55.0%と十分に高く、前へ動ける馬は一定の存在感を示しました。ただし、もっとも強く出たのは押し上げ単独というより、逃げ維持と位置取り悪化の差でした。位置を下げた馬がほぼ拾えず、前で運べた馬に結果が集まりやすい形です。
4角位置|逃げ位置78.6%、後方は42頭で7.1%
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ位置 | 14 | 8 | 11 | 78.6% | 0.857 |
| 前方 | 18 | 1 | 12 | 66.7% | 0.556 |
| 中団 | 35 | 2 | 7 | 20.0% | -0.571 |
| 後方 | 42 | 0 | 3 | 7.1% | 0.048 |
4角位置でも前寄りが明確でした。逃げ位置は14頭で馬券圏内率78.6%、前方も66.7%と高く、逆に後方は42頭で7.1%にとどまっています。逃げ位置の成績は過去基準の86.6%を下回ったものの、依然として非常に高い水準でした。
ただし、この日は「前へ行けば何でも良い」とまでは言い切れません。中団は35頭で20.0%、後方は7.1%と差が大きく、4角で後ろにいる馬はかなり苦しい一方、前方と逃げ位置に集中がありました。道中変化と同様に、最後の位置だけでなく、そこへ至る過程でも前にいた馬が優勢でした。
馬番区分|外が41.7%で内と中を上回る
| 分類 | 出走数 | 勝利数 | 馬券圏内数 | 馬券圏内率 | 全馬平均人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外 | 36 | 6 | 15 | 41.7% | 0.306 |
| 内 | 35 | 4 | 9 | 25.7% | -0.143 |
| 中 | 31 | 0 | 6 | 19.4% | -0.065 |
馬番区分では外が優勢でした。外は36頭で馬券圏内率41.7%で、内の25.7%、中の19.4%を上回っています。過去基準では外が32.7%、内が26.7%、中が28.6%なので、この日は外の上振れが目立ち、中は基準を下回りました。
勝利数でも外が6勝、内が4勝、中が0勝。4角や道中変化ほど強い主題ではありませんが、外寄りに良い結果が集まりやすい一日だったことははっきりしています。
人気補正|押し上げと外寄りの好走が目立った
| レース | 馬番 | 馬名 | 人気 | 着順 | 人気補正 | 馬番区分 | 4角位置 | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 5R | 9 | マカオンドール | 9 | 2 | 7 | 外 | 中団 | 押し上げ |
| 12R | 9 | アンミノレモン | 7 | 1 | 6 | 外 | 中団 | 押し上げ |
| 5R | 10 | ララハカランダ | 5 | 1 | 4 | 外 | 逃げ位置 | 位置維持 |
| 6R | 9 | ダノンジャスティス | 7 | 3 | 4 | 外 | 前方 | 前方維持 |
| 2R | 6 | ハルガキタ | 4 | 1 | 3 | 集計対象外 | 集計対象外 |
人気補正上位を見ても、押し上げが目立ちます。9番人気で2着のマカオンドール、7番人気で1着のアンミノレモンはいずれも押し上げで、外寄りの中団から前進した形でした。人気以上の走りが出た馬の中に、押し上げのケースが複数入っています。
一方で、逃げ維持や位置維持でも人気補正の高い好走はありました。ララハカランダ、ダノンジャスティスのように、外寄りで前に近い位置を保てた馬も結果を残しています。人気補正の面でも、道中変化と4角位置の傾向と矛盾しない並びでした。
当日の馬場傾向まとめ
・逃げ維持は7頭で馬券圏内率71.4%、位置取り悪化は19頭で馬券圏内ゼロ。
・4角位置は逃げ位置78.6%、前方66.7%が高く、後方は7.1%。
・馬番区分では外が41.7%で、内25.7%、中19.4%を上回った。
・人気補正上位でも押し上げの好走が目立ち、この日の強さと整合した。
当日の高知は、前へ運べた馬が明確に優勢でした。とくに道中変化では、逃げ維持と位置取り悪化の差が大きく、4角位置でも逃げ位置と後方の差がはっきりしています。加えて、外寄りが内・中を上回り、人気補正上位にも押し上げや外寄りの好走が並びました。
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